280.！
7月4日にリリースした自身初のライブアルバム「繡-nui-」について、レコ発も無事終わり、
改めてレコーディングメンバーとの出会いやきっかけについて紹介。
今日はギターで参加してくれたたすくについて。
※ピアノ杉本さんについては前回参照！
2019年5月1日、大船に小旅行した。
大船に、というと「なんで？」と言われるので先にいうと、目的は江ノ電に乗って江ノ島にいくため。
なんだけど、江ノ電始発駅である藤沢ではなくなぜ大船なのかという明確な理由はちょっとわからない。
多分できる限り混んでいるところを避けたいのと、よく知らないところで泊まるのが一番楽しいんじゃないかと思ったんだと思う。
自分、サービスエリアよりパーキングエリア好き派なので。
大船の夜、居酒屋で飲んでたら気持ちよくなって、近くにライブ観れるバーないのかと調べていたところ、ミュージックバーを発見。
歩いていって覗いてみるとしかもセッションをしているではないか！
これは嬉しいと思って入店してみる。
演奏的にはだいぶ怪しい雰囲気だった。
入ってからちょっとしまったと思ったほど。
おそらくセッションとは名ばかりで、地元のおじさんたちが飲みながら集まって演奏してて、マスターとかも参加してるみたいな感じ。
まあ入ったからには楽しもうと飲んでいると、何やら店の隅っこに若者がいる。
楽しいのかつまんないのかわからない表情でじっとしている。
終演後だったか、みんなで話をしていて、「自分も音楽をやっている」みたいな話をしたときに、
「じゃあ1曲やってよ！」といういつものやつがあって、お酒も入ってご機嫌だったのだろう、多分nylonとかを歌った気もする。
このあたりは曖昧。
ところでさっきから隅っこでひっそりしている彼、エレキギターを手にとっている。
聞けばギターを弾くらしい。
しかも、アメリカにセッション留学していてちょうど帰ってきたところだと言う。
それで色々話して意気投合し、「じゃあ今度せっかくだし東京でもやろう！」
みたいな感じで別れた。
2019年7月10日に渋谷の「スタジオ」というバーでEmerald中野陽介さんとのツーマンライブのお誘いをいただく。
じゃあ、ということでたすくを思い出して連絡。
ぜひ、と快諾してもらって、スタジオに入って飲む、みたいなことを数回した。
それから彼が始めたバンドを観に行ったり、ゆるやかな関係が続くことに。
はじめて一緒になったライブから2年。時はコロナ禍。
2021年10月に入って、11月に開催される”IMARGINE vol.2”の準備のためお茶の水、秋葉原で楽器屋廻りをしたりガットギターを購入したりしていた。
秋葉原のヨドバシカメラに入ろうとすると、人混みの中で、何やらぬらりと歩いている若者とすれ違う。
「あれ？たすくでは・・・？」そう思いたって、連絡をしてみるとビンゴ。
じゃあ飲もうということで神田に移動して飲みに行った。
（最初にスタジオ入ったときに飲んだのもこの店だったかも、そう言えば。）
「12月1日にライブするんだけど空いてるなら出てよ」と誘ったら快諾してくれたので、これで役者が出揃うことになる。
確かに、エレキギターの歪んだ音が欲しいところだった、自分の青写真にピンボケして描かれていたのは彼の音だった。
ずっと偶然が重なって、出会いつづけるたすく。
次は2〜3年後、ディズニーランドとかですれ違いたい。
最後に、
2019年7月6日の自分の日記にたすくが登場していた。
たすく、ギターもうまいし見た目もクールでかっこいいけど、2回目のスタジオのあとに神田の鶴亀って激安庶民酒場で能年玲奈がずっとアップになってる動画見て
「この画角に耐えられる人いないですよ」
って言いながら嬉しそうに見せてきて、最後にさりげなく可愛いってその日一番ハイテンションになったの良かったな。
F1の車が通ったみたいにさ。
一瞬だけピークハイ。のけぞってたもんね
※デザインのことについては「おプチミスト276.う」参照
「繡-nui-」購入いただいた方には、”ジャケット内側の跋文（ばつぶん）”
配信の投げ銭いただいた方には”楽曲ごとのストーリー（ライナーノーツ）”
通販購入者に送付している”月刊ドラゴンフルーツ7月号”
このあたりも合わせて読んでもらえたら、より「繡-nui-」をお楽しみ位いただけるかと思います。
※ライナーノーツは今後の販売も検討中
このようにして、杉本さん、たすくに加わってもらって「繡-nui-」となりました。
今回の作品が好評なら、また今度は別のミュージシャンともコラボして、「繡-nui-」もシリーズとして続けて行けたらいいな、なんて思ったり。
まずはまだリリースしたばかり！
引き続き愛してもらえるように広める活動を続けます！
追伸
杉本さん家の猫ちゃんの写真に癒されている。
自分は実家で犬を飼っているので、犬派であります。
猫との関わり方がわからず対面は若干の苦手意識あり。
猫と赤ちゃんとは、「テンション感を相手に合わせる」作戦しか持ち得ません。
ぎゃおー！
---NEWS---
小野雄大、ピアノとともに彩る全17曲2枚組のライブアルバム『繡-nui-』を7/4にリリース！
『繡-nui-』
DISC 1
1.ミイラ
2.君は夏の通り雨
3.nylon
4.三日月
5.陽炎
6.帆船
7.おれがまぬけだったころ
DISC 2
1.わがままなからだ
2.あざらし
3.晴れ待ち
4.月面基地
5.ロードムービー
6.君の追い風
7.静寂の海
8.はりぼて
9.東京
10.ひかりのなかへ
¥2,500（税別）/ DFYF-0222
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