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土木学会の記事に私の機械が載っていた

先週の金曜日に岐阜でCPJ-L「ショーボンドマテリアル製低弾性ラテックス改質超速硬コンクリート」の勉強会がありまして参加したところ、前に勤めていた会社で作ったバッチャー式車載コンクリートミキサーが熊本での施工動画にて掲載されていました。ショーボンドマテリアル(株)の博士さんが私を覚えてくださったみたいでちょっと嬉しかったです。

・・・でネットで調べたら、土木学会の記事にその機械と私「めっちゃ小さいですが・・・」が載っていてびっくりしました。
こんなこともあるのですね・・・。

その前の会社は広島県にあったのですが、機械を乗せて熊本まではなかなか遠かったです。

実は・・・この車載式バッチャー式コンクリートミキサーは試作品で最初はコンクリートを練れなかったのですが、プーリーとパドルとクラッチを変えて練れるようになりました。それから現場で打設の度に改修が施され、超速硬コンクリートに対応し、自動遅延材計量システム、水は200リットルまで補給なしで自動計量と混錬時に同時排出し、ゲートも改修しそのゲートもリモコンで動作するようになっています。

・・・で、その機械は今はどうしてる!?

どうも私がメンテナンスしないと使えない様でその「機械を捨てた」と社長が言ったそうです。
・・・ついでに現場での打設事業は撤退したそうです。

なんだそれ!!
だったらなんで手取り額16万円で雇っていたのだ?
ちなみに大卒者平均の初任給は約21万円です。
役員報酬は倍から2.5倍です。

まぁ~~~これが中小企業の実態ですね

バッチャー式プラントをユニック車に載せた写真です
自分で現場に行き自分で改修します

そうです、この会社を辞めた理由は残業時間手当の改ざん「ちょろまかし」と低給与のためです。

辞める前までは怒りが最高潮に達していましたが、今は収まりました。
自分たち親族を優先にした企業がどういう運命が待っているかは・・・想像出来る様になったためです。

何のために会社を作る理由は、自分のため、親族のためではないということです。
前の記事にも書きましたが、世の中の役に立つこと、従業員を幸せにする事に尽きると思います。


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