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🇵🇸『ガザに留学した医学生』|ドキュメンタリー鑑賞記録

原題:ERASUMS IN GAZA
2021年 スペイン Arpa Films制作

エラスムスというEUの留学制度でガザ地区の大学に留学した、イタリア人医学生リッカルドさんに密着したドキュメンタリー。
ガザ地区のこと、エラスムスという留学制度について、はじめて知った。
「天井のない監獄」と呼ばれるガザ地区について、何も知らなかった。


ガザ地区について

パレスチナ暫定自治区であるガザ地区は、イスラエルとの激しい対立により、爆撃や侵攻が度々行われ、周囲は封鎖されている。

種子島ほどの面積に200万人ほどの人が住む、世界で最も人口密度の高い場所の一つである。
ガザ地区には、第一次中東戦争によって逃れてきたパレスチナ難民の子孫が多く住む。
人口は年率3%の割合で増え続けている。

2005年まで入植していたイスラエル軍は撤退したものの、周囲は包囲されており、人や物の出入りは極端に制限されたままである。
封鎖による、水や食料、燃料などの不足、1日10時間以上の停電など、インフラの整備においても、全てが不足し欠乏している状態にある。

2008年以降、約2年おきにイスラエル軍による爆撃が行われ続け、街は破壊され続けている。

参考サイト


U-NextではNHKの「ドキュランドへようこそ」内で4月10日まで配信中

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