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大阪人がオススメする、大阪レトロ建築旅

大阪へ旅行するとなると、思い浮かぶ行き先はUSJや道頓堀ではないでしょうか?
もちろんUSJや道頓堀も大阪を代表する観光地ですし、美味しいお店もたくさんあるので、大阪らしさを存分に味わえると思います。

今回は「ちょっとコテコテはもう飽きたな。」という方に大阪人がオススメする、大阪レトロ建築旅をご紹介します。

大阪のイメージ

大阪といえばココ

大阪の繁華街は主にJR大阪駅や梅田界隈を中心とする「キタ」と
なんばグランド花月やグリコの看板がある道頓堀などの難波や心斎橋界隈を中心とする「ミナミ」に分かれます。

通天閣のある新世界も「ミナミ」に含まれるかもしれません。
たぶん大阪のイメージは「ミナミ」からくる印象が強いのでしょう。

この「ミナミ」の雑多な感じがアジアの街の雰囲気と似ているので、海外からの観光客(特にアジア圏)にも人気なのかもしれません。

私の好きな大阪の風景

淀屋橋から見た風景

かつて江戸は八百八町、大坂は八百八橋と呼ばれるほど、300もの橋がかけられ、水運が栄えたことから水の都とされました。
現在は多くの川も埋め立てられ、地名だけが残っています。

そのため水辺にレトロ建築と高層ビル、高速道路が入り混じった風景が中之島エリア一帯に広がっており、私はこの風景が好きです。
夕暮れ時は特に最高です。

実はレトロ建築が多い

大阪はコンクリートのビルだけが多いイメージですが、レトロ建築が多いのです。

大正後期から昭和初期にかけての大阪は「東洋のマンチェスター」と呼ばれるほどの発展があり、東京の人口をしのぐほどの大大阪時代(だいおおさかじだい)と呼ばれる時代がありました。

明治や大大阪時代を中心に建てられた建築が今も数多く残っています。
大阪のレトロ建築は今でもコンサートやオフィス・店舗として使用されているのが特徴的です。

レトロ建築をご紹介

今回はほんの一部だけですがご紹介します。
幅広く点在していますが中之島・北浜は特にレトロ建築が多く集まっています。

このあたり一帯は大阪のオフィス街です。
平日はスーツを着た人たちとすれ違うことが多いですが、休日は比較的人が少ないので、写真撮影にはもってこいです。

中之島自体は公園なので散歩したり、川沿いにはおしゃれなカフェが多くあるので、休憩するのもおすすめです。

中之島エリア

中之島中央公会堂

中之島といえば中央公会堂です。
コンサートや講演会、レストランなども入っている現役の建物です。

夜はライトアップされているので幻想的でなんともいえません。
特に阪神高速から見えた時はテンションがあがりますよ。
中之島公園にはバラ園もありますので散策するにはもってこいです。

大阪府立中之島図書館
大阪府立中之島図書館 エントランスホール

北浜エリア

一般の方も問題なく中に入れます。
大阪取引所を中心に証券会社や金融機関が集まっているエリアです。

オフィス街ですがレトロ建築のカフェもちらほらあります。
大阪取引所は「五代友厚」の銅像が象徴的です。

「五代友厚」は薩摩藩出身で「東の渋沢、西の五代」と言われた明治の実業家です。
NHKの連続テレビ小説「あさが来た」ではディーン・フジオカさんが、
映画「天外者」では三浦春馬さんが演じられました。

大阪取引所
高麗橋野村ビル サンマルクカフェもあります。

淀屋橋エリア

大阪市役所や日本銀行大阪支店ほか、名だたる企業が多く集まっています。
近くにはスポーツ用品「ミズノ」の本社・本店もありました。

日本銀行大阪支店
芝川ビルディング

船場エリア

大阪経済の象徴的な場所です。
かつて多くの商工業者が住んでいたエリアで大阪繁栄の象徴とも言えます。

江戸時代は日本最大の商業地、明治以降は繊維や問屋街として栄えました。
船場の商人が使っていた「船場ことば」が大阪弁のベースです。

船場ビルディング
大阪綿業会館

ええとこはまだまだあるよ!

レトロ建築旅という視点から大阪を紹介してみました。
今回紹介した建物はほんの一部に過ぎません。

オフィス街を歩けば、レトロ建築に当たるような場所です。
建築物が好きな人はぜひ行ってみてくださいね。

中の様子が詳細に載っているリンクも参考に貼っておきます。
大阪観光=大阪市内になりがちですが、まだまだ大阪府内には観光スポットがあります。

そちらは、また次回以降でご紹介しますね。


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