「挫折を受け止めて」 新2年 扇谷佳歩

日頃より横浜市立大学体育会サッカー部のご支援や応援ありがとうございます。
今回のnoteでは私がこの部活に入部した理由をお話します。
入部を悩む新入生の参考になれば嬉しいです。
また、普段部活に対する想いなど話すこともないので、仲間にも私の事を知ってもらえたらなと思っております。
拙い文章ですがお付き合い下さい。

もともと、サッカーという競技自体に特別な親しみもなければ、動きたがりで目立ちたがりな私が運動をせずにサポートする立場になるなんて考えられませんでした。
そんな私がこの部活でMGをやっているのは、中高時代に味わった挫折からの運動部員への憧れです。

中高時代はバドミントン部に所属していました。
中学の頃は部長、高校の頃はほぼマネージャーでした。中三の頃から原因不明のめまいに悩まされ、高一の冬にはプレーが難しくなってしまったのです。当時は欠席日数から高校の卒業も危うく不安になり、人生でいちばんの挫折を味わいました。退部を考えていましたが、顧問や仲間の理解の元、プレーをしない形で部活を続けることになりました。
バド部は全員がプレイヤーだったことから、初めはプレーをしない自分に戸惑い、部活中に涙を流してしまうほど辛かったです。それでも、暑い日のジャグ作りや休憩中に風を送ったり、シャトルの束を作ったりと、自分がしてくれたら嬉しいことを考えて精一杯動きました。部員からの「ありがとう」がとても嬉しかったです。
部活を続けられたのは感謝の他にも、部活に対する愛着と、一生懸命に練習する仲間の姿がとてもかっこよく憧れだったからです。

自分がプレーできなくても頑張る仲間を身近で応援したいという想いから、大学でも運動部への入部を決めました。高みを目指して努力する「運動部」という組織自体が好きなんだと思います。

また、暖かい雰囲気がありながらも真面目に練習に取り組む先輩方の姿が素敵でこのサッカー部を選びました。先輩MGの伽奈さん、麗加さんが優しく迎えてくださったこともとても嬉しかったです。

このような経験から、部員が辛い時でもこの部活が居場所であり続けられるようにサポートしていきます。
2022年度もよろしくお願いいたします。

横浜市立大学体育会サッカー部  2年MG 扇谷佳歩


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?