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初心者向け、ハンドメイド作品の適正販売価格。

久々の投稿になってしまいました。
やっていきましょう。

初心者は初めに
〝原価から販売〟して販売の流れやイロハを
学ぶといいと

前にも書きました。

そして、繰り返しつくる事で
商品の方も磨きがかかって

さらにより商売に近づいて
きたら

原価の3倍の値段付けに挑戦していきましょう。

商品の販売価格に含まれるもの

ここからは販売価格の内訳を
説明致します。

原価の3倍がベストなので

例えば原価が¥1,000なら
販売価格は¥3,000

現在が¥5,000なら
販売価格は¥15,000

が適正(ハンドメイド業であれば僕はこう考えてます)

です。

逆に言えば販売価格の1/3が
原価となります。
(つまり原価は33.333...%=約33%)

これが原価20%(販売価格の1/5)
では利益を追求しすぎかな?と。

店舗構えたり、従業員を雇うなど
過剰な費用がない場合や

よほどブランディングが成功し
利益率を上げて販売できる
レベルにまで達していない場合は

原価率20%(利益率80%)は
利益を追求しすぎと考えます。
(その分をお客様に還元するという、ギブ思考が大切。)


また、原価率40%(販売価格の2/5)
では低すぎると考えます。


利益、副収入が少なく
自分自身が消耗戦で終わるからです。


では、価格の内訳は?

販売価格には


①商品の原価
②手仕事代、人件費(自分への報酬)
③試作品代
④光熱費
⑤販売サイト(メルカリなど)の手数料
⑥発送費用(送料や梱包費)
など

と、これらが含まれているのです。

例えば原価¥1,000のネックレスを1
時間かけて部屋でつくる
といった際の具体的な①から⑥の内容は

販売価格は3倍の¥3,000として

①原価:¥1,000
②手仕事代:未定(この時点ではまだ決まらない)
③試作代:¥600(試作に仮材料でこれだけかかったとする)
④光熱費:¥30(電気代とする)
⑤販売手数料:¥300(販売手数料10%としたとき)
⑥発送費用:¥300(送料と梱包代)

ここで②以外の全てを合わせると
¥2,230となるので

残りの¥770が
自分自身の手仕事代となる。

ただし、試作品はたいがい最初の1つ目で
完結するので

次回からはそれがそのまま無くなるから

残りの¥1,370が
自分自身の手仕事代=報酬となるのです。

1時間の手仕事で
¥1,370が発生すれば

時給のいい仕事。

その分、ご自身にしか
出来ない付加価値あるお仕事

をこの報酬額に含めるということを

実感して、お仕事をしていただけたらと思います。

キリがいいので


次は

この原価率33.3%
利益率66.7%

の内訳を少しだけ変動させ

商品の種類増やし

3段階の価格設定をつけて

松竹梅の法則で利益を得るやり方を
記載していきます。

では。

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