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新入社員と接するときに声掛け3ステップ

今年も新入社員の入社シーズンになりました。
昨日は各地で様々な入社式が行われた様子がニュースでも流れていました。最近は入社式のあり方もだいぶ変わってきているようですね。

新入社員のみなさんは期待と不安が入り混じっているかもしれませんが、新しい社員を迎い入れる側も新入社員との接し方に悩む方も少なくないようです。

今回は私が新入社員や若手社員と接するときに意識している3つのステップをご紹介します。
私が意識しているのはこの3つ。

1.不安解消
2.自信の醸成
3.成長意欲の醸成

このステップは社会人に限らず、高校生や大学生と接する時にも意識しています。

最初は不安解消が最優先

最初は不安解消。ここが非常に重要です。
怒られるんじゃないかという不安、馬鹿にされるんじゃないかという不安、無能と思われるんじゃないかという不安など、様々な不安を持っているのが新社会人です。
その不安を解消してあげるのが最優先です。
私は怒らないよ、私はあなたたちのことを馬鹿にしないよ、あなたたちの味方だよということを言葉、表情、声、態度すべてをつかって表現します。
心理的安全性の確保とも言えるかもしれません。

「大丈夫だよ」は自信の醸成

そのうえで、自信の醸成と成長意欲の醸成です。例えば「大丈夫だよ」という声掛けは不安の解消よりも自信の醸成になっているというのが私の持論です。

よくあるミスとして、不安を解消する前に自信をつけさせようとしてひたすら褒めるとか、成長意欲を喚起しようと「もっとできるよ」とあおってしまうケースがありますが、不安が解消されていないとうまく機能しません。

不安があって当たり前と言う前提が信頼関係をつくる

まずは何よりも不安解消です。
コミュニケーションにおいて、まずは信頼関係構築が大切と考える方も多いですが、信頼関係も不安解消ができてこその信頼関係です。
不安解消のためには「完璧じゃなくてもいいよ」「まずは10分でできるところまで」「これはよくあるミスだから、落ち込まないで大丈夫」などの声掛けをしていくことが大切です。

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