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部下の承認欲求を満たすための3つの視点

部下指導におけるキーワードの一つが「承認欲求」

承認欲求をどう満たすか?
承認欲求を満たしつつも指導するにはどうすれば良いか?

このあたりは今の時代の大きなテーマですね。
私は承認欲求には大きく3つの種類があると思っています。
部下を承認するときには3つの承認欲求をすべて満たす必要があります。
どれか一つだけではダメなんです。

承認欲求は承認の対象によって次の3つに分けられると思っています。

  • 存在の承認

  • 行動の承認

  • 成果の承認

存在の承認は言葉の通り、存在そのものの承認です。
組織の一員として権利を認めることとも言えると思います。「基本的人権」を認めること言ってしまってもいいかもしれません。
パワハラ、セクハラなどは存在承認の否定ですし、「権利は義務を果たしてから主張しろ」という意見も存在承認の否定です。

行動の承認は、何か行動を起こしたことに対する承認です。
例えば、会議で発言したことに対して「意見言ってくれてありがとう」と伝えるのは行動の承認です。
一方で、会議での発言に「そんなこと言うな」とか、よかれと思って書類をまとめたのに「余計な事するな」と言ったら、
行動承認を否定していることになります。

そして最後が成果の承認です。
これは文字通り成果に対する承認。
目標を達成したとか、新規の成約をとってきたとか、目に見える成果への承認です。

人によっては成果の承認しかしていない人もいるのではないでしょうか?
また「存在を否定はしていないけど口に出して承認もしていない」というケースは多いと思います。

他者が承認欲求を満たすには、口に出して伝えることも大切です。
相手を承認する、承認しているよと伝えるときには、存在・行動・成果の3つの視点から伝えることを意識したいですね。

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