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中小専属CFOとして

もうすぐ起業して1年になります。
おかげさまで起業当初の想定を大きく上回る売上を獲得することができました。私を支えてくださった周囲の皆様には感謝しかありません。

人生はドラマの連続。
会社員として生活していたときよりも、想像を超える明日がいきなりやってくる。人との出会いもしかり。ビジネスの機会もしかりです。

その中でも、私のビジネスに一番大きなインパクトを与えた出会いについて今日は書いてみたいと思います。

それは、私のコンサルタントとしての師匠に当たる長友大典さんとの出会いです。

当時の私は、マーケティングで自社のビジネスを伸ばそうとしていました。Facebookで表示される広告をたくさんストックしていたんですよね。自社の広告の参考にできるので。

それをやっていると、どんどん似たような広告が表示されるんですよ。その中の一つが、長友さんが主催する「中小専属CFOアカデミー」の広告でした。

広告はストックしても、そこで紹介される無料セミナーに申し込むことは、まずありませんでした。でも、このアカデミーはちょっと違ったんですよね。

言葉にするのがむずかしいのですが、私が中小企業向けの社外CFOをしているときに感じる「サービスの本質的価値」「専門家・士業がやろうとしてもできない・届かない成長支援」を実現していそうな、そんな予感がしたんです。

実際にアカデミーを受講すると、初日でその感覚は確信へと変わりました。小手先のテクニックではなく、原理原則。部分最適を徹底的に排除したスタンス。

コンサルタントとしての在り方から、サービスの価値訴求の原則論。そして何より、ご自身が実業で経験した苦労や体験を元にした、事業計画の作り方や銀行対応の方法など・・・。

ここまで明確に言語化されているのかと、驚きましたね。

私自身、社外CFOとして中小企業のご支援を始めたのは偶然に近い成り行きだったのです。とはいえ、自分で学び、実践する中で、目の前のお客様が喜んでくれるようになり、残りの人生はこれだけやりたいと思って起業したんですよね。

アカデミーでのカリキュラムは、今までやっていたことが正しかったということを証明してくれました。感覚でやっていたことが言語化され、自分のサービスに説得力が増したのも間違いない。さらに、もっとよい方法や、新しい視点が得られたことで、ビジネスが加速し始めたのです。

コンサルタント事業は、一人でやっていると、ご支援できる会社の数に限りがあります。また、提供できるソリューションの幅にも限界があるんですよね。

ところが、このアカデミーのように、言語化されたノウハウが受講生に共有され、共に学ぶ仲間が、それぞれ異なる強みを持ち寄ることで、協業が生まれる。これが想像外に良かったんですよ。

次第に、私はセールスするのをやめるようになっていました。それよりも、目の前にいる方がどんな人で、何に悩んでいるのかを把握するようになっていたんですよね。

その悩みにどうやったら寄り添えるか。

こう考えるようになったことが、起業1年目の私にどれだけ効果をもたらしてくれたことか。

ビジネスって、何を誰にどのように提供するか?なのですが、もう一つ大切な視点があると思うんですよね。

それは、「誰と」。

会社員でも、社長でも、ひとり法人でも、個人でできることは限界があります。誰と協業できるか、協力し合えるかで、ビジネスの広がり方は大きく変わっていくのだと思います。

4月1日から2年目に突入です。
さらに加速していきますよ。

それではまた!

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