大竹 泰 /ダントツ成長を実現する中小企業の社外CFO

中小企業経営者と税理士のスキマを埋めて、会社をダントツ成長させる社外CFO | ロジッ…

大竹 泰 /ダントツ成長を実現する中小企業の社外CFO

中小企業経営者と税理士のスキマを埋めて、会社をダントツ成長させる社外CFO | ロジックは得意。でもそれより大切にしたいのは、大人のチャレンジマインド。はみ出す分だけ強くなる | 株式会社ソロンコンサルティング 代表取締役 | https://soloncorp.site/

最近の記事

保証協会が頼れなくなったらどうする??

大竹です。 資金繰りが苦しいけれど、 保証協会付き融資はもう借りられない! という状況の時、 他にどんな手段があるか。 今日はいくつか、考えられることを リストアップしていきます。 1. 公庫、商工中金での融資 保証協会を使わない金融機関からの 融資を考えます。 必ず融資を受けられるわけでは ないですが、コツをひとつ。 とにかく、誰かからの紹介で アポを取ることです。 一番いいのは、 普段から公庫や商工中金と接点のある 税理士さんですね。 税理士さんを顧問

    • 社員を思う社長の財務戦略

      大竹です。 夏に決算を迎えたご支援先が 2社あります。 おかげさまで、2社とも 業績が伸びており、 伴走してきた甲斐が ありました(涙)! そのうち1社は 1年で年商が12億ほど伸びましたが、 途中で資金がなくなりそうで ヒヤヒヤしました。 週末に資金繰り表を見ながら、 ゲッソリしたことを思い出します。 年商を伸ばし、 借入を増やさず、 手元資金は2億アップ。 キレイな着地です!! この会社さんは、 私が初めて、週1回出社で 財務支援を行ったお客様です。

      • たったひとつで●千万円利益が変わる??

        大竹です。 ご支援先の規模にもよりますが、 たった一つのアクションで、 利益が年間何千万円も増えるケースがあります。 それは、「値上げ」の実施です。 私の経験上、 売価設定について、 根拠のある仕組みを持つ中小企業は ほとんどありません。 今まで通りに。 昔からこうやっているから。 こういう話が 出てくることがほとんどです。 ですから、 ご支援を始めるときに 最低過去5年の決算書をさかのぼって 原価の構成をチェックします。 じりじりと 原価率が上がってい

        • 数値経営の落とし穴

          大竹です。 前回の投稿で、 【会社の経営数字を見ることの大切さ】 をお話ししました。 今回は、そこに潜む落とし穴の話です。 起業して2年余り。 その前の会計事務所時代を含めると4年ぐらい、 中小企業の経営数字に向き合ってきました。 数にして、100社以上あると思います。 数字を見るときに一番困ることは、 【決算書の数字が間違っている】 ってことなんですよ。 たまに、意図的に社長が数字を操作している ケースもありますが・・・(汗) 言いたいのはそういう話ではなく

          会社を変える!数字の魔法

          大竹です。 6月に前職の金融機関時代の同僚と 飲みに行きました。 最後に集まったのが思い出せない ぐらい久しぶりで、 すっかり盛り上がった後、 アラフィフ男女数人で、 また(15年ぶり)、 今年の夏に海に行こう! という話にもなりました(苦笑) それ以来 【平日はお酒を飲まない】 を続けています。 会食が続いてますが、飲んでません! 結局、海に行く話は無くなって しまったのですが、 この【平日禁酒】は継続します。 なぜなら、お酒をやめてから、 明らかに ・

          倒産件数がヤヴァいことに!

          大竹です。 東京商工リサーチによると、 24年5月の倒産件数は1009件。 なんと11年ぶりに月間倒産件数が 1000件を超えました。 https://www.tsr-net.co.jp/news/status/detail/1198647_1610.html 日経平均株価の盛況とはウラハラに、 中小企業の経営環境は厳しくなる一方です。 ところで、 倒産企業のうち、利益が出ているのに 倒産してしまう、いわゆる 【黒字倒産】の割合 ってどのぐらいかご存じですか?

          知らないと銀行に操られます

          大竹です。 先日、ご支援先の社長さんと 銀行訪問をしました。 融資の相談です。 すでに保証協会の無担保枠は 満額使っていたので、 今回は社長のご自宅を担保に 入れたうえでのプロパー融資の 提案でした。 その銀行の担当者は、 こんなことを言いだすんですよ。 「ご自宅にネテイトウケンを 設定しまして・・・」 銀行借入に担保設定する時には、 2つの種類があるんですよ。 抵当権と根抵当権。 たった一文字の違い。 でも、あまり知識がないと、 なんとなく同じに聞こえま

          経営数字を見始めた経営者に訪れる未来

          大竹です。 経営数字を定期的にチェックしはじめると 何が起きるのか? 会社の業績、変わります。 もちろん、良い方に。 まず、間違いなく、変わりますね。 100%と言い切れます。 私のご支援先の中でも、 例えばこんな社長さんがいらっしゃるんですよ。 「会社を成長させたいけど、 その過程では、自分も人生を楽しみたい。 だから、交際費はなかなか削れないな。」 それでも、毎月数字をチェックしているうちに、 だんだん気持ちが変わってくるんですよね。 今では交際費を半減させ

          経営数字を見始めた経営者に訪れる未来

          宣言!●●するのをやめます!

          大竹です。 起業してからずっとやりたかったこと。 それは、 【パーソナルトレーナーをつけて体を鍛え直す】 ことです。 おかげさまで昨年の夏に その夢が叶い、 毎週、専属トレーナーに マンツーマンでついてもらって、 体を鍛え直しています。 最初は、筋トレどころの騒ぎじゃなくて、 ストレッチだけで汗ダラダラでした。 何十年も体のメンテナンスを サボっていたツケですね・・・。 なにせ、革の手提げバッグが 重くて持てないってぐらいの ひよわなバディでしたから。 徐々にカ

          会社の運命握るのは〇〇〇バンク

          大竹です。 前回のメインバンクの話の続きをします。 メインバンクって何かというと、 【借入している銀行の中で、融資残高が一番大きい銀行】 です。 会社の資金繰りがピンチになった時に 助けてくれるのは、メインバンクです。 たとえば。 資金繰りが苦しくなると 毎月の借入返済、ちょっと待って! と銀行にお願いすることができます。 (リスケですね) これは、「お願い」ですから、 銀行がYESと言ってくれるかは 別問題なんですよね。 で、この時に銀行が 決まって聞いてくる

          定期的に銀行訪問をしないとこうなります。

          大竹です。 先日、ご支援先の社長と一緒に 銀行訪問をしてきました。 決算報告と同時に、 融資の可能性を打診するためです。 その会社さんの取引銀行を 訪問するのは初めてだったのですが、 結構、反応がシブかったですね。 決算内容はかなり良かったのですが。 コロナ融資でジャブジャブに 融資してきた反動で、 今までのようには融資が取れない状況を 感じることが増えました。 今回は、その社長が、 新しいチャレンジをするということで それならば融資が受けやすい状況を 作りま

          定期的に銀行訪問をしないとこうなります。

          【上場企業を目指す前に】ハイクラス転職の落とし穴

          ビズリーチをはじめとした、ハイクラス転職へのルートも増えてきました。会社員にとってはありがたい話です。 どうせ同じ時間働くのなら、給料は高いほうがいいですよね。 おまけに大企業になるほど、法律や規則を守りつつ、社員にも適正な労働環境を提供しなければらない、社会的責任を負いますから(本当はどの会社も同じなのでしょうけど)、 以前に比べて社員数が必要になってきているように感じています。 これも、サラリーマンにとってはありがたい話です。 私も、以前はこういう環境を追い風だと

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          【上場経理社員の転職】選ぶべき業界、避けるべき業界はどれ?

          転職先を考えるときに、「どの業界に行くか?」についてどのぐらい検討していますか?これやらないと、人生が全く変わってしまいます。 どこの会社でも、経理の仕事はしっかりできて当たり前。決算書が間違っていたら大問題ですからね。 だから、個人の能力差が出にくい。働いている本人が思っているほど、給料の差が付きにくい職種です。仕事の成果によって、ボーナスが2倍増えることなんて、まずないですよね? これは、経理の中だけではなく、会社全体でも言えることです。経理社員の給料は、個人の能力

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          【上場経理社員向け】割増退職金は早くもらう?ピークまで待つ?

          大企業では、早期退職に割増退職金を支払うケースが増えています。ところが割増率にはピーク年齢が設定されていて、一定の年齢を過ぎると割り増し分が減額されていく仕組みです。あなたの会社ではいかがでしょうか? 私が勤務していた会社の場合、45歳の誕生日から割増退職金が発生し、52歳で割増額がピークになり、55歳を過ぎると割り増しはゼロという仕組みでした。割増額は基本給の○か月分、という考え方です。 この制度をどうやって活用しようか、考えないですか? 退職金のようにまとまったお金を

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          【上場経理社員向け】選択こそがキャリアの可能性を開く

          先日、こんな光景を見ました。「インボイスって経理をやっている人にとっては当たり前だけど、世間の個人事業主は知らないですよ」と、ある営業のスペシャリストが話していたのです。 経理のあたりまえは、世間の非常識。こんなことがよくあります。 ところが、経理ムラに染まってしまうと、それに気が付くことができない。 私が金融機関の経理部門にいたときの話です。 営業力が強いことで有名はその会社では、よく営業社員から案件の相談があったんですよ、経理部門に。 「こういう提案をしたいんだけ

          【上場経理社員向け】選択こそがキャリアの可能性を開く

          「上場企業経理のキャリア」を生かして収入を上げるには

          経理や会計のキャリアが、企業からとても求められていることをご存じでしょうか? 簿記の資格なんか取っても無意味。いずれAIに取って代わられる。そんなのは、実務の正解を知らない外野のたわごとです。 クラウド会計ソフトが市場シェアを獲得するのに、どれだけ長い時間がかかっているかご存じでしょうか?便利なツールができても、使いこなす人がいない。これが実態です。 むしろ、経理のキャリアはこれからが面白い。特に、上場企業での経理キャリアはこれからが売り時です。 この記事は、上場企業

          「上場企業経理のキャリア」を生かして収入を上げるには