大竹です。 保証協会付き融資を どこの銀行から借りるか? このことを真剣に 考えている会社は ほとんどないのですが、 いざというときには 重要な話になってきます。 前にもここでの投稿で話したかも しれませんが、 【保証協会付き融資は メインバンクに寄せる】 というのが大切です。 資金繰りが厳しくなった時、 融資を受けるほかにできる こととして、 【借換えによる返済期間引き延ばし】 があります。 複数の借り入れをまとめて、 繰り上げ返済をすると同時に もう
大竹です。 前回の投稿の続きです。 保証協会付き融資が 引っ張れなくて困っているとき、 試してみる価値があるのは 【オリックス保証付き融資】 です。 保証協会とは別なのですが、 銀行のバックに オリックス株式会社が入り、 貸し倒れたときのリスクを 銀行と分担する仕組みです。 地銀や信金、信組と オリックスが組んでいるのですが、 取り扱いのある都道府県と、 ない都道府県があります。 私があるご支援先でこのことを 思い出して、 この保証を取り扱っている信金
大竹です。 資金繰りが苦しいけれど、 保証協会付き融資はもう借りられない! という状況の時、 他にどんな手段があるか。 今日はいくつか、考えられることを リストアップしていきます。 1. 公庫、商工中金での融資 保証協会を使わない金融機関からの 融資を考えます。 必ず融資を受けられるわけでは ないですが、コツをひとつ。 とにかく、誰かからの紹介で アポを取ることです。 一番いいのは、 普段から公庫や商工中金と接点のある 税理士さんですね。 税理士さんを顧問
大竹です。 夏に決算を迎えたご支援先が 2社あります。 おかげさまで、2社とも 業績が伸びており、 伴走してきた甲斐が ありました(涙)! そのうち1社は 1年で年商が12億ほど伸びましたが、 途中で資金がなくなりそうで ヒヤヒヤしました。 週末に資金繰り表を見ながら、 ゲッソリしたことを思い出します。 年商を伸ばし、 借入を増やさず、 手元資金は2億アップ。 キレイな着地です!! この会社さんは、 私が初めて、週1回出社で 財務支援を行ったお客様です。
大竹です。 ご支援先の規模にもよりますが、 たった一つのアクションで、 利益が年間何千万円も増えるケースがあります。 それは、「値上げ」の実施です。 私の経験上、 売価設定について、 根拠のある仕組みを持つ中小企業は ほとんどありません。 今まで通りに。 昔からこうやっているから。 こういう話が 出てくることがほとんどです。 ですから、 ご支援を始めるときに 最低過去5年の決算書をさかのぼって 原価の構成をチェックします。 じりじりと 原価率が上がってい
大竹です。 前回の投稿で、 【会社の経営数字を見ることの大切さ】 をお話ししました。 今回は、そこに潜む落とし穴の話です。 起業して2年余り。 その前の会計事務所時代を含めると4年ぐらい、 中小企業の経営数字に向き合ってきました。 数にして、100社以上あると思います。 数字を見るときに一番困ることは、 【決算書の数字が間違っている】 ってことなんですよ。 たまに、意図的に社長が数字を操作している ケースもありますが・・・(汗) 言いたいのはそういう話ではなく
大竹です。 6月に前職の金融機関時代の同僚と 飲みに行きました。 最後に集まったのが思い出せない ぐらい久しぶりで、 すっかり盛り上がった後、 アラフィフ男女数人で、 また(15年ぶり)、 今年の夏に海に行こう! という話にもなりました(苦笑) それ以来 【平日はお酒を飲まない】 を続けています。 会食が続いてますが、飲んでません! 結局、海に行く話は無くなって しまったのですが、 この【平日禁酒】は継続します。 なぜなら、お酒をやめてから、 明らかに ・
大竹です。 東京商工リサーチによると、 24年5月の倒産件数は1009件。 なんと11年ぶりに月間倒産件数が 1000件を超えました。 https://www.tsr-net.co.jp/news/status/detail/1198647_1610.html 日経平均株価の盛況とはウラハラに、 中小企業の経営環境は厳しくなる一方です。 ところで、 倒産企業のうち、利益が出ているのに 倒産してしまう、いわゆる 【黒字倒産】の割合 ってどのぐらいかご存じですか?
大竹です。 先日、ご支援先の社長さんと 銀行訪問をしました。 融資の相談です。 すでに保証協会の無担保枠は 満額使っていたので、 今回は社長のご自宅を担保に 入れたうえでのプロパー融資の 提案でした。 その銀行の担当者は、 こんなことを言いだすんですよ。 「ご自宅にネテイトウケンを 設定しまして・・・」 銀行借入に担保設定する時には、 2つの種類があるんですよ。 抵当権と根抵当権。 たった一文字の違い。 でも、あまり知識がないと、 なんとなく同じに聞こえま
大竹です。 経営数字を定期的にチェックしはじめると 何が起きるのか? 会社の業績、変わります。 もちろん、良い方に。 まず、間違いなく、変わりますね。 100%と言い切れます。 私のご支援先の中でも、 例えばこんな社長さんがいらっしゃるんですよ。 「会社を成長させたいけど、 その過程では、自分も人生を楽しみたい。 だから、交際費はなかなか削れないな。」 それでも、毎月数字をチェックしているうちに、 だんだん気持ちが変わってくるんですよね。 今では交際費を半減させ
大竹です。 起業してからずっとやりたかったこと。 それは、 【パーソナルトレーナーをつけて体を鍛え直す】 ことです。 おかげさまで昨年の夏に その夢が叶い、 毎週、専属トレーナーに マンツーマンでついてもらって、 体を鍛え直しています。 最初は、筋トレどころの騒ぎじゃなくて、 ストレッチだけで汗ダラダラでした。 何十年も体のメンテナンスを サボっていたツケですね・・・。 なにせ、革の手提げバッグが 重くて持てないってぐらいの ひよわなバディでしたから。 徐々にカ
大竹です。 前回のメインバンクの話の続きをします。 メインバンクって何かというと、 【借入している銀行の中で、融資残高が一番大きい銀行】 です。 会社の資金繰りがピンチになった時に 助けてくれるのは、メインバンクです。 たとえば。 資金繰りが苦しくなると 毎月の借入返済、ちょっと待って! と銀行にお願いすることができます。 (リスケですね) これは、「お願い」ですから、 銀行がYESと言ってくれるかは 別問題なんですよね。 で、この時に銀行が 決まって聞いてくる
大竹です。 先日、ご支援先の社長と一緒に 銀行訪問をしてきました。 決算報告と同時に、 融資の可能性を打診するためです。 その会社さんの取引銀行を 訪問するのは初めてだったのですが、 結構、反応がシブかったですね。 決算内容はかなり良かったのですが。 コロナ融資でジャブジャブに 融資してきた反動で、 今までのようには融資が取れない状況を 感じることが増えました。 今回は、その社長が、 新しいチャレンジをするということで それならば融資が受けやすい状況を 作りま
ビズリーチをはじめとした、ハイクラス転職へのルートも増えてきました。会社員にとってはありがたい話です。 どうせ同じ時間働くのなら、給料は高いほうがいいですよね。 おまけに大企業になるほど、法律や規則を守りつつ、社員にも適正な労働環境を提供しなければらない、社会的責任を負いますから(本当はどの会社も同じなのでしょうけど)、 以前に比べて社員数が必要になってきているように感じています。 これも、サラリーマンにとってはありがたい話です。 私も、以前はこういう環境を追い風だと
転職先を考えるときに、「どの業界に行くか?」についてどのぐらい検討していますか?これやらないと、人生が全く変わってしまいます。 どこの会社でも、経理の仕事はしっかりできて当たり前。決算書が間違っていたら大問題ですからね。 だから、個人の能力差が出にくい。働いている本人が思っているほど、給料の差が付きにくい職種です。仕事の成果によって、ボーナスが2倍増えることなんて、まずないですよね? これは、経理の中だけではなく、会社全体でも言えることです。経理社員の給料は、個人の能力
大企業では、早期退職に割増退職金を支払うケースが増えています。ところが割増率にはピーク年齢が設定されていて、一定の年齢を過ぎると割り増し分が減額されていく仕組みです。あなたの会社ではいかがでしょうか? 私が勤務していた会社の場合、45歳の誕生日から割増退職金が発生し、52歳で割増額がピークになり、55歳を過ぎると割り増しはゼロという仕組みでした。割増額は基本給の○か月分、という考え方です。 この制度をどうやって活用しようか、考えないですか? 退職金のようにまとまったお金を