大竹 泰 /ダントツ成長を実現する中小企業の社外CFO

中小企業経営者と税理士のスキマを埋めて、会社をダントツ成長させる社外CFO | ロジッ…

大竹 泰 /ダントツ成長を実現する中小企業の社外CFO

中小企業経営者と税理士のスキマを埋めて、会社をダントツ成長させる社外CFO | ロジックは得意。でもそれより大切にしたいのは、大人のチャレンジマインド。はみ出す分だけ強くなる | 株式会社ソロンコンサルティング 代表取締役 | https://soloncorp.site/

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【上場企業を目指す前に】ハイクラス転職の落とし穴

ビズリーチをはじめとした、ハイクラス転職へのルートも増えてきました。会社員にとってはありがたい話です。 どうせ同じ時間働くのなら、給料は高いほうがいいですよね。 おまけに大企業になるほど、法律や規則を守りつつ、社員にも適正な労働環境を提供しなければらない、社会的責任を負いますから(本当はどの会社も同じなのでしょうけど)、 以前に比べて社員数が必要になってきているように感じています。 これも、サラリーマンにとってはありがたい話です。 私も、以前はこういう環境を追い風だと

    • 【上場経理社員の転職】選ぶべき業界、避けるべき業界はどれ?

      転職先を考えるときに、「どの業界に行くか?」についてどのぐらい検討していますか?これやらないと、人生が全く変わってしまいます。 どこの会社でも、経理の仕事はしっかりできて当たり前。決算書が間違っていたら大問題ですからね。 だから、個人の能力差が出にくい。働いている本人が思っているほど、給料の差が付きにくい職種です。仕事の成果によって、ボーナスが2倍増えることなんて、まずないですよね? これは、経理の中だけではなく、会社全体でも言えることです。経理社員の給料は、個人の能力

      • 【上場経理社員向け】割増退職金は早くもらう?ピークまで待つ?

        大企業では、早期退職に割増退職金を支払うケースが増えています。ところが割増率にはピーク年齢が設定されていて、一定の年齢を過ぎると割り増し分が減額されていく仕組みです。あなたの会社ではいかがでしょうか? 私が勤務していた会社の場合、45歳の誕生日から割増退職金が発生し、52歳で割増額がピークになり、55歳を過ぎると割り増しはゼロという仕組みでした。割増額は基本給の○か月分、という考え方です。 この制度をどうやって活用しようか、考えないですか? 退職金のようにまとまったお金を

        • 【上場経理社員向け】選択こそがキャリアの可能性を開く

          先日、こんな光景を見ました。「インボイスって経理をやっている人にとっては当たり前だけど、世間の個人事業主は知らないですよ」と、ある営業のスペシャリストが話していたのです。 経理のあたりまえは、世間の非常識。こんなことがよくあります。 ところが、経理ムラに染まってしまうと、それに気が付くことができない。 私が金融機関の経理部門にいたときの話です。 営業力が強いことで有名はその会社では、よく営業社員から案件の相談があったんですよ、経理部門に。 「こういう提案をしたいんだけ

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          「上場企業経理のキャリア」を生かして収入を上げるには

          経理や会計のキャリアが、企業からとても求められていることをご存じでしょうか? 簿記の資格なんか取っても無意味。いずれAIに取って代わられる。そんなのは、実務の正解を知らない外野のたわごとです。 クラウド会計ソフトが市場シェアを獲得するのに、どれだけ長い時間がかかっているかご存じでしょうか?便利なツールができても、使いこなす人がいない。これが実態です。 むしろ、経理のキャリアはこれからが面白い。特に、上場企業での経理キャリアはこれからが売り時です。 この記事は、上場企業

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          Twitterの認証バッジが外れた理由が教えてくれる、中小企業経営のヒント

          Twitterの認証バッジがなくなり、有名人のなりすましを心配する声が上がっています。 FacebookのMetaも、人員削減を繰り返し、今後サービスの内容が変わる可能性があります。 日本人は、水と平和はタダだと思っている、という言葉があります。当たり前になっている生活のインフラは、実は当たり前ではないというたとえです。TwitterやFacebookなどのSNSプラットフォームも、生活の一部になっており、急に仕様が変わったりすると戸惑いますよね。 忘れてはいけないのは

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          「人生の浪費」の価値

          「勉強しないと」「もっといい大学に行かないと」誰しも何度も耳にして、子を持つ親になれば何度も口にするセリフ。 とりあえず、良い学歴を持って困ることはない。 そして、世間一般に言われる「良い会社」に就職し、仕事をあてがわれ、目の前の仕事をこなして給料を上げていく。 給料が高ければ、困ることはない。 こうやって「あれば困ることはない」を積み上げてきたはずなのに! どうして毎日がこんなに窮屈で苦しいんだろう。 俺、困ってる!!! 45歳の誕生日。 いわゆる大企業のサラリ

          上を向くと落ち込めない

          自分で起業のリスクも取れないのに、経営者のパートナーになれるだろうか?起業した理由のひとつが、こんな感情でした。 実際に起業して、何もないところからビジネスを立ち上げていくのは、思っていたとおり、いやそれ以上に大変でした。 なんでこんなことしちゃったんだろう? でも、これがまさに起業するということだし、経営するということなのです。正解かどうかはわからないけど、やってみるしかない。こういう局面が何度もやってくるのです。 サラリーマンのときにありがたいのは、とりあえず決ま

          中小専属CFOとして

          もうすぐ起業して1年になります。 おかげさまで起業当初の想定を大きく上回る売上を獲得することができました。私を支えてくださった周囲の皆様には感謝しかありません。 人生はドラマの連続。 会社員として生活していたときよりも、想像を超える明日がいきなりやってくる。人との出会いもしかり。ビジネスの機会もしかりです。 その中でも、私のビジネスに一番大きなインパクトを与えた出会いについて今日は書いてみたいと思います。 それは、私のコンサルタントとしての師匠に当たる長友大典さんとの出

          アイデア次第で行動が変わる!究極の2択が中小企業に問うものとは?

          最近、タバコの灰皿を投票形式にする試みが流行っています。この投票がなかなかおもしろいんですよ。 聞き続けるとしたら、どっちの話?「過去の武勇伝」or 「生々しい愚痴」 あなたが手に入れたいのは・・・「永遠の愛、そして一文無し」 or 「一攫千金、そして永遠の孤独」 ついついタバコを「投票」してしまう。そんな灰皿が、ポイ捨て激減に大きな効果を出しているそうです。 ついつい、大人になると、問題解決に真面目に取り組みすぎてしまうことがあります。でも、大人も子供も、同じ人間

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          【現状維持=衰退】老舗の本気に学ぶ

          すっかり寒くなってきましたね。私の日課は早朝の散歩なのですが、さすがに寒くなってきて、ベンチコートを買いました。氷点下でも散歩は続けます。日課ですからね。 さて、防寒といえばダウンジャケット。フワフワであったかいですよね!この10年でよく見かけるようになったダウンジャケット、ありませんか? モンクレールです。 ずいぶん人気のようで、ニセモノも出回っているようです。気をつけてください。 モンクレールはイタリアの企業です。創業は1952年ですから、すでに70年の歴史がある

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          「メンタル」と「技術」を深く考えると、中小企業経営が面白くなる

          ゴルフには人生に大切なものが全て詰まっている。名言ではありません、私が今思いつきました。でも、その通りなのかなって思ってます。 今年はゴルフに26回行きました。過去最高です。テレビでも、ゴルフを見るようになりましたが、最近ハマっているのが、「ゴルフサバイバル」。 女子プロゴルファー10人が、9ホールを回ります。各ホール、スコアが一番低い人が脱落していき、最後に残った一人が優勝賞金を獲得する、まさにサバイバル番組です。なんて残酷な番組なんでしょう。 この前、2ホール目で脱

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          「だけ弁当」のヒットの裏側から、経営のヒントを読み解く

          ローソン100の「だけ弁当」が人気です。小振りな容器に「おかずはウインナーだけ」というシンプルなお弁当。価格は手頃な216円。 これが人気になり、続々とシリーズ化されているんですよ。すごいですよね。 ところがこのシンプルな弁当を発売するのに、かかった年月。 企画から10年ですよ・・・。そんな弁当、売れるわけないだろうと。 第1弾のウインナーだけ弁当が発売されたのは、2021年6月。10年かかったということは・・・企画を作ったのは2011年ということです。 iPhone

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          「ストーリーは記憶に残る」という力を経営にどう活かすか?

          私は1975年生まれ。ダウンタウン世代のど真ん中です。漫才、コント、フリートークの3分野で圧倒的な実力を持つ彼らは、未だに第一線で活躍していますね。 松本人志の功績には色々あります。特に、「トーク」のコンテンツ化への貢献は見逃せません。「すべらない話」を始めとした、○○な話は、いつ見ても面白くないですか? この動画では、松本人志が10年以上前に見た、あるドキュメンタリー番組の話をしています。 ホームレスになり、空き家に勝手に住み始めた男性。その彼が心機一転、人生をやり直

          「ストーリーは記憶に残る」という力を経営にどう活かすか?

          「B型にしか見えない人」から学ぶ、会社経営の大切な心構え

          「オオタケさん、絶対B型でしょう!」人生で何度、この手のはずかしめを受けてきたか(笑)。 私のどこに、血液型を想起させる特徴があるのかわかりません。しかし、何かを感じさせるんでしょう。 人間の人格や、世の中で起きる様々なこと。理解をするのは一苦労です。もっとカンタンに判断ができるツールはないかな?という、誰もが持つショートカットしたいキモチ。それにぴったりなのでしょうね、血液型占い。 元々は、旧日本軍が、効率的に兵士を管理する方法を模索する中で見つけたのが、血液型による

          「B型にしか見えない人」から学ぶ、会社経営の大切な心構え

          「技術を持つこと」から一歩進んで、会社を成長させるには

          暴漢に襲われた、社会学者の宮台真司さん。発言が尖りまくりです。でもこれって、今の日本社会に必要な姿勢なのではと思います。 ぜひ見ていただきたい動画があります。iPhoneが発売された当時のことを振り返りったコメントが面白いです。激辛口ですけど。 NTTドコモの技術者は、iPhoneが売れていくのを尻目に、「要素技術はウチにもある」と言っていたというのです。 その後、10年以上の時間が経ち、iPhoneは未だに売れ続けています。Appleの成功があったから、Googleも

          「技術を持つこと」から一歩進んで、会社を成長させるには