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ものをつくるということ。(2021年7月30日(金))


私は「スイーツ」からは距離を置くように気をつけていましたし、青森という田舎に住んでいるということもあって、#山下貴嗣さん の経営される #Minimal というチョコレートブランドのことは何も存じ上げなかったのですが、数日前に #ほぼ日の學校 で初めて、山下さんとMinimalを知りました。

「ビジネスとかチームプレイとかから、ちょっと距離を置きたいな(疲れてしまったな)」と思っている最近の私は、ほぼ日の學校の山下さんのコンテンツも「ちょっと後回しね」と思っていたのですが、ちょっとそろそろそういう系統のコンテンツが「未読」のものとして残ってきたので、「まあ、じゃあ、このコンテンツを見るか」「しんどかったら見るのをやめればいいし」とこれを見始めたのでした。

実際、冒頭は。ただ、「(高い単価を提示してもカカオを売ってくれなかった多くの人たちにとって)量を売ることが収入を得ることなんです」というお話を聞いた瞬間、自分も(カカオほど酷い状況ではないにしても)そういう農産物の流通構造を目の当たりにしたことがあったなと思い出し、そこから一気に山下さんのコンテンツを見たのでした。

山下さんのお話をそのままここに書くと長くなってしまうのでそれは避けますが、山下さんのお話で印象に残っているフレーズが「プロダクト イズ キング」。脳みそと記号(言葉)で作り上げた小難しい理念をとうとうと語るのではなく、作り上げるものそれ自体の魅力に語らせるというメッセージ。嗜好品と日用品のバランスをとりながら、自分のつくる「ものそれ自体」にその魅力を語らせる。

#エッセイ #日記