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【映画感想】るろうに剣心 最終章 The Final

東京やら大阪やらが再び緊急事態宣言となってしまい、どうなることかと思っていた「るろうに剣心」ですが、なんとか公開中に観ることが出来ました。

10年感の集大成。
今回の敵は雪代縁。義理の弟となります。
剣心が自分の手で斬殺してしまった妻の巴の弟「縁」は、姉の敵の剣心への復讐の思いを胸に中国に渡り、中国マフィアの頂点までのぼりつめ、日本に復讐のため舞い戻って「人誅」を決行すのです。

前回作の志々雄との戦いは前後編に分かれてて2部構成だったので描かれる場面なども沢山ありましたが、今回は1つで完結させなくてはならないので、時間としてはまぁまぁ長めです。
そして、最初っからアクションが凄くて、ずっと戦ってるイメージ。
剣心の殺陣のシーン満載です。
そして、最終章ってだけあって、過去作に出た何人かのキャラクターが再び登場します。

終始観ながら力が入ってしまう作りになってるので見終わったあとの疲労足るや凄いものです。
手に汗握るとはまさにこの事。
最後の剣心と縁の戦いのシーンも本当に凄かった。

これで最後なんて本当に寂しい。
もっと剣心を観ていたい。
本当に佐藤健の演じた剣心はカッコいいし最後まで美しかったです。

でもね、新田真剣佑演じる「縁」の、亡き姉の巴を想う気持ち、そして、最後に真実に触れ流した涙は、観ているこっちまでもらい泣きしてしまうほどの素晴らしい演技でした。

最後の最後に、こんな素晴らしい映画を作ってくれて本当に感謝です。
今、映画館を閉めざるを得ない地域のためにも是非とも公開期間の延長を願っています。
もっとみんなに観て貰いたい。

6月公開のThe Beginningもとても楽しみです。

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