わざとらしくない笑顔を作るには?

作り笑顔はわざとらしくなってしまいがちです。その理由は、表情筋がうまく鍛えられていないこと、口角だけを上げていること。自然な笑顔と見分けの付かない作り笑顔を作るコツを書きたいと思います。

日本語は表情筋が鍛えられにくい

日本語は、頬から上の筋肉をほとんど使わず、唇だけで発音ができる言葉です。唇を動かさなくても発音することができ、多少聞き取りづらくはなりますが、会話することもできてしまいます。

ですので、日本語が母国語である以上、元々表情筋が鍛えられにくいのです。「日本人はポーカーフェイスだ」と海外の人に言われてしまうのは、これが理由の一つです。

ですが、近年、人とのコミュニケーションスキルが重要視されるに従って「笑顔の大切さ」も説かれるようになりました。定型発達の人でも元々表情筋が鍛えにくい環境なのに、自閉症スペクトラムの人たちは更に、「感情に関するやりとりが苦手」という傾向を持つ人たちもいるため、余計に無表情になりがちです。そのため、自閉症スペクトラムの人たちは現代社会ではコミュニケーションに尚のこと難を感じることが多くなってしまいます。

作り笑顔のコツを覚えよう

作り笑顔は、コツさえ覚えれば簡単に作ることができます。作り笑顔でもいいので積極的に笑顔になることで、表情筋の筋トレになり、自然な笑顔も増えていきます。作ったものであっても笑顔で過ごすことで、物事を楽しいと感じやすくなるという効果もあります。

作り笑顔のコツ1:口角を上げる

誰でも思い浮かぶ「作り笑顔の作り方」は、口角を上げることです。自力で上げるのが難しい方は、鏡を見ながら指で引っ張り上げてみましょう。

ですが、これだけでは不自然な笑顔になってしまいます。いかにもな作り笑顔になってしまうのです。何故なら、目が笑っていないからです。

作り笑顔のコツ2:目を細める

心から楽しくて自然に笑顔になったときは、目も細くなっています。今度、面白いことがあって笑ったときに、すかさず鏡を見てみてください。口角が上がっているほか、目も細くなって、顔全体で笑顔を作っているのがわかると思います。目で笑おうとすれば、自然と口角も上がります。

自然な笑顔になる機会を増やそう

わざとらしくない自然な作り笑顔をするのに、参考となるのは本当の笑顔です。自分が本当の笑顔になったときに、顔のどこに力が入っているのかを意識してみましょう。そして、それを再現すれば、自然な笑顔を作ることができます。笑顔のときと同じ表情筋の使い方を繰り返していると、表情筋が鍛えられ、笑顔になりやすくなります。笑顔の機会が増えれば増えるほど、笑顔作りが上手になるわけです。

処世術として笑顔を作ろう

自閉症スペクトラムの人にはピンとこないことかもしれませんが、「笑顔の人」は、「無表情の人」よりも近寄りやすい雰囲気があります。話しかけやすい、優しそう、明るそうなどと思ってもらえるため、人間関係においてはプラスになります。特に第一印象にはかなり影響します。処世術のひとつとして、笑顔を作れるようになっておくと、世の中は多少生きやすくなりますよ。

私も最初は自分が笑顔になったときの表情筋の使われ方を把握することから始めました。そのほうが、鏡に向かって笑顔を作ろうとし続けるよりはずっとやりやすかったです。鏡に向かって笑顔になろうとすると、思うように笑顔を作れない強張った表情の自分ばかりを見ることになって苦痛だったので、身につきませんでした。ですが、笑顔の再現をしようと思ってやってみると私はすんなりできたので、笑顔作りに困難を感じている方は、是非試してみてください。

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