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物語・短歌

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小説のようなもの。創作した物語。または短歌。
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記事一覧

短歌研究新人賞、受賞できなかったことでスッキリした

いつぞや俵万智さんの「考える短歌」を読んでから、短歌が作れなくなりました。 この本はいい…

短歌「加齢」

歳重ね初めて良さを知りにけり名脇役よ大根おろし 三十路過ぎ歳重ねゆく楽しみをようやく知り…

感覚過敏短歌と父

最近、父が車のカーステレオを止めてくれます。以前は何度頼んでも「言わなければ止めない」と…

女性だと言う人が見る我が方角誰かいるのか背後は不在

短歌研究新人賞に性別違和短歌30首を応募しました。ここには投稿していない未発表のものです。自分としては気に入っていますが、拙い出来だとも思います。結果がどうなるか楽しみです。

「アニオタか」思った相手のアニメ語り偏見気づきいたたまれぬ日

暗くせしiPad画面外の陽に照らされ黒く判読できず 明るさの自動調節眩しすぎ手動で暗く戻す日々なり

春来たり眩く煌めくアスファルト行き交う車に陽光照りぬ

同じ春同じ時刻の同じ場所二度と出会えぬあの薫風よ

短歌集を北海道函館市「第7回自閉症啓発デー・アート展」に出品しました。

4月2日は世界自閉症啓発デー。北海道函館市でも毎年イベントが行われています。 今回は初めて…

みんなで作ろう! 「じぶんの特性」短歌

短歌を知っていますか? 日本古来の伝統的な歌体で、近年では口語を使用した「現代短歌」が多…

アスペルガー短歌

祝日の 不規則恨み 無視をする ルーティン暮らし 心地よきかな

アスペルガー短歌4作

祝日は 不規則に来る 日曜日 自営になって 無視はできるが 自由こそ 最も強い 支障なり …

感覚過敏短歌「テレビ」

体調が 悪いときこそ なお行けぬ テレビ轟く 病院ロビー 閃光し 動き続ける テレビから …

聴覚過敏短歌

轟音を 打ち消すノイズ 吐き気して 使えずじまい ノイズキャンセル