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国際ノーダイエットデー

こんばんは。

今日は国際ノーダイエットデーだそうです。
調べたことと個人的な見解と頭の整理を兼ねて書いていこうと思います。

国際ノーダイエットデーとは

ざっくり解釈すると「全てのわがままボディーを受け入れ称えるとともに、減食ダイエットの危険性を普及する日」になりそうです。
原文に忠実に直訳すると「肥満の受容や体型の多様性を含む、肉体を受容することを称える日」、同時に「減食ダイエットの危険性と成功しにくさに焦点をあてることで健康的なライフスタイルの普及活動する日」だそうです。

国際ノーダイエットデーは、1992年5月イギリス人のメアリー・エヴァンス・ヤングさんが提唱、シンボルは水色のリボンだそうです。

翌年1993年は5月5日に多くの国で開催予定でしたが、一部の国や地域で「シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo)」という祝日と重なってしまうことがわかり、5月5日にヤングさんのこだわりもないので、翌日の5月6日になったそうです。
5月6日は、偶然にもヤングさんの誕生日でもあるそうです。

国際ノーダイエットデーの目的

次の6つの目的があるそうです。
1.「正しい」体形は1つであることに疑問を投げかける
2.体重差別、サイズの偏った見方、ファットフォビアへの認識を広げる
3.ダイエットや体重への執着から自由になると宣言をする
4.商業的なダイエットの多くは非効率的とダイエット業界に物申す
5.摂食障害と減量手術の犠牲者に敬意を表す
6.体重差別、サイズ主義、ファットフォビアの根絶支援

各項目をちょっと深堀りしてみましょうか。

1.「正しい」体形は1つであることに疑問を投げかける

理想体型とか黄金比とかありますが、骨格、体質、時代、地域、価値観などなど挙げればキリがありません。納得の疑問です。
これは体形に限らず、何事にも通じるところですね。
与えられた「正しさ」は本当に正しいのか、それは1つだけなのか・・・
考えちゃいます。

2.体重による差別、サイズの偏った見方、ファットフォビアへの認識を広げる

まずは、聞きなれない言葉「ファットフォビア」について。
語源は fatphobia = fat +‎ -phobia です。
 fat : 太った、肥満した、脂肪の多い、ずんぐりした、肉太の、豊かな
 -phobia : 恐怖症、病的恐怖
日本語に翻訳すると、脂肪恐怖症、肥満恐怖症、デブ恐怖症といったところでしょうか。
大きくは「太る、太っている」への嫌悪感、「脂肪」への嫌悪感の2種類がありそうです。
「太る、太っている」への嫌悪感
太っているって本当に悪いのでしょうか?
サンドロ・ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」や、アルフォンス・ミュシャをみると豊かな女性が特徴的です。
ミュシャは名前を知らなくても絵を見たら何かで見たことがあるかなと思うので調べてみてくださいね。
「脂肪」への嫌悪感
一方、脂肪恐怖症で、食べ物に含まれる「脂肪分」に強い不安を感じ極端に避けようとすることだそうです。
ちょっと身に覚えがなくもないですが、振り返ると若かったなぁと思います。周りのおかげで半ば荒療治的に治されました気がします。感謝しかない。もし今そうなったら肌も心も確実に枯れそうです。そもそも骨格が違うので同じ土俵に行くのはナンセンスと昔の自分に伝えたいです。

3.ダイエットや体重への執着から自由になると宣言をする

「その執着をダイエット以外の別のこと、例えばキャリアに向けたらどうなると思う?」
今回、どこかのサイトで見かけてドキッとした文章です。
あなたはどうなりますか?
個人的に体重だけの執着は、もう少し視野を広くして勉強することをおすすめしたいです。せめて体組成率をと思ってしまいます。また、BMIは様々な体型を考慮して目安の幅が広いのかなと思いました。

4.商業的なダイエットの多くは非効率的とダイエット業界に物申す

商業的なダイエットの全部ではないと思います。
ヤングさん自身「Diet Breakers」というグループでディレクターだったという背景も関係していそうです。
短期間で自分の求めるボディになったとして、それはどのくらい持続しているのか。病院で手術後の経過観察を何年にも渡って行うように、商業的なダイエットもそういうのがあったらいいなぁと思います。

5.摂食障害と減量手術の犠牲者に敬意を表す

摂食障害も減量手術も限度を過ぎると生命に危険がおよぶのでしょうか。
減量手術は外科的な手術で国内で直接的に上記が起きる確率は極めて低いかと思いますが、手術や麻酔は種類により同意書書く場合もあったので何とも複雑です。
切除した健康な部位は上手く再利用されたらいいなと思います。

6.体重差別、サイズ主義、ファットフォビアの根絶支援

偏った意見や太っていることのネガティブ一掃ということですね。

最後に

健康のために適度に痩せているのは必要かもしれません。
極度な痩せすぎは貧相になるときも。何事もほどほどに。
最近はいろんな体型のモデルさんが出ています。
渡辺直美さんを見てーーー!!!と声を大にして言いたいです。
GAPやらパリコレやら大活躍です。

ダイエットは明日から。
でもその前にちょっと待って。
そのダイエットは本当に必要?合ってる?

では。


参考にしたもの 順不同
ファットフォビアを知ってる?「太ってる」からって何が悪いの?
雑学ネタ帳
まいぷれ「徳島市」
減量手術
減量手術術式
Wikipedia


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