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【ホミカ型ガブギラ使用】第4回福島チャンピオンズリーグ(福ちゃん)96人中ベスト8 レポート (※10/28追記あり)

おはよゆ!ゆよと申します。おはように僕の「ゆよ」を取っておはよゆと挨拶させていただいております。僕は会津大学のポケモンサークルに所属していて今はポケモンカードを中心に活動しています。 Twitterもやってるのでよろしくお願いします。

福島最大級の公認大会である福ちゃんですが今回は参加人数が歴代最高の96人中ベスト8まで上がれ、カラマネロ系統使いでは最高順位となったため今回は僕の環境考察や対戦レポを書いていきたいと思います。
福ちゃんについてはこちら。県外からも多くの参加者が来ていて参加者のレベルも高く、シティリーグ前の練習としてはもってこいなので参加しました。

今回の構築には自信があり僕もシティリーグで使う可能性が高いためレシピと解説は有料部分にて記述したいと思います。前半の無料部分の福ちゃんレポでも3神系やレシリザに対する戦い方を記述しているため読んでいただけると嬉しいです。

Tier1  
・レシリザ
・3神ケルディオ
・ルカメタ 
Tier2
・カラマネロ(オーロットヨノワール/ウルネク/ガブギラ)
・ズガドーンアーゴヨン
・LO(ルカメタフーパ/エンニュート)
・ミュウミュウ(3神/炎軸/ドラゴン軸)
Tier3
・ピカゼク 
・ゾロアーク
・オーロットヨノワール(超越)

このように予想しましたが実際にはLOは身内のづっぽけしか見ない、超越も見ないという結果でした。ただ単純にこれは福島では使う人が少ないだけなのかなと思うのでシティリーグではそれらとの戦い方も覚えておかなくてはいけません。

デッキ制作時点ではゾロアークの数が少ないと読んでいたのですが対戦相手の方にゾロはオロヨノ対策として増えてると聞き読み間違えました。今回はゾロアークへの対策を薄めにしていたので踏まなくてよかったです。

無人発電所を使うデッキの増加、ミミッキュの登場などによってミュウミュウには向かい風になってしまい数は減らすものの、3神を入れた型はCL東京でも活躍していたため一定数いるとは予想しました。

レシリザは実質のCL東京での優勝、ルカメタは実際の優勝ということでタッグオールスターズで組みやすくなっているというのもあり多く、3神系のデッキはその2つのデッキに対し有利に戦えるというのが練習の中で出ていたので環境に多く、3神系には一般的に不利と言われているカラマネロ系統は数を減らし、とーしんも使っている、多くのタッグチームに有利を取れるということでズガドーンアーゴヨンも増えるのではないかと予想しましたが、福島では思ったよりイカの数が多くて驚きました。大会にたくさんのイカ使いがいた中でイカ系統最高順位を取れたことを嬉しく思います。

(※10/23追記)ルカメタというデッキはCL東京で優勝こそしましたがプレイングが難しく使いこなせる人が少ないためTier1判断は間違っていたかもしれません。
今回僕の環境考察が少しズレていたのでnote後半でシティリーグに向けた大会後の環境考察をしていきます。

デッキ選択

CL東京が終わった後、僕はシティリーグ仙台への当選が決まり、福ちゃんではその練習の場として参加しようと思いました。

僕はCL東京後からずっとルカメタLOを練習してきて、予想した環境の多くのデッキに有利が取れるということわかりましたが、当日の深夜1時頃に今の僕では環境上位にいると予想した3神ケルディオに対して勝つのが難しい、仲間のうほうほ君との練習では時間内に回すことができましたが福ちゃんに参加する人がちゃんと時間内に回し切ってくれるかが不安であったため今回は僕が得意としているカラマネロデッキ系のデッキを握ることにしました。

カラマネロといっても候補は2つあります。
1つがシティリーグ山形2位のガブギラ、もう一つがこれまたシティリーグ山形で上位に入ったシンボラー入りのギラマネロ。

今回僕が大事にしたいことはレシリザと3神ケルディオに対して有利を取れ、様々なデッキと戦えるデッキを選択するということです。ギラマネロでは3神系のデッキと戦う際ケルディオを倒すのにギラティナにハチマキをつけるかリセットホールでうねりを破壊して無人発電所を出してハチマキをつけたオロヨノで攻撃する必要があります。それでは毎回そんなに必要なパーツを持ってこれるわけでもないですし、ギラティナを倒されるだけでサイド2枚取られるため3 神系のデッキには不利だと判断し、自分が得意かつ環境にも合っていると判断した山形のガブギラをアレンジして選択しました。

アレンジするにしても朝早いので調整する時間は1時間、この前SR10枚箱で引いたオロヨノとデデンネは入れたいからいれる、人と回す時間もないので調整は全部僕の脳内シュミレートで短い時間で僕が使いやすいようにアレンジしていき深夜3時くらいにデッキが完成し、実践練習0で大会に行くことにしました。

僕が引いたSR10枚パックオロヨノとデデンネが好き。

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当日の対戦レポ

今回は96人も参加者がいるので予選が6回あり、予選通過確定ラインが5-1、オポで4-2の人も少しは上がれます。今回は優勝する気で来たので僕の中での予選最低ラインが5-1でした。

●予選

1回戦 3神ケルディオビクティニ :後攻 ⭕️

最初から引いた仮想敵僕の中では有利対面。相手はビクティニ/ケルディオ2体を取らせるプランで好調に回し、こちらは後攻でマタドガス/ギラティナをトラッシュしたホミカで6ドローとダメカンをばら撒き、イカを並べガブギラで直撃弾でビクティニに40ダメージ。

この対面では僕がこのデッキを選択するときにシュミレートした
①直撃弾40+レインボー10+ドガス10+ギラティナ10=70でビクティニを倒す。
②特性を消すために2体目のケルディオに10点乗せる。
③前のケルディオの特性をこちらのミミッキュで消して倒すことができる。
④2体のケルディオにハチマキをつけるのは難しいため、ケルディオの技2発でも250しか出ないのでガブギラの生存が確定。
⑤グズマを使って相手がこちらのミミッキュを倒してきても、サポート権を使ったためマオスイレンでHPを回復できずにギラティナのハチマキシャドーインパクト圏内/レスキュータンカを入れているため山を掘ればミミッキュも再びベンチに出すことは可能。

という5つの強みを1度に相手に押し付けられるターンが来たので僕の対3神ケルディオに対する考察が良かったなと思います。

その後リセスタを打たれて手札1枚にされラスボスの3神が出てきてピンチ!
だが僕の研究は裏切らない

①3神ケルディオというデッキはビクティニや3神で山のエネをベンチにガンガンつけるため終盤は山や手札にエネが少ない。
②入ってるポケモンはビクティニ4、ケルディオ2〜3、3神3の計10枚くらい。
③試合終盤イカを倒されカラマネロ1体ではこちらがすぐにガブギラを出して起動こともできない

という3つのカラマネロの3神ケルディオとの対戦の特徴があります。それを解決するためにゲンミミが刺さります。

ゲンミミはオルジェネ後のハチマキがついた3神の攻撃を1発耐えられ、カラマネロが1体にされても2エネで技を使うことができます。さらに相手は山のエネをほぼ使い果たし、圧縮するために使わないポケモンは全部トラッシュします。そこでホラーハウスGXを使うことで相手の手札には大量のトレーナーズがあるという状況を生み出すことができるためいいお祈りゲームができます。この試合もゲンミミで最後勝ち。

今のポケモンカードではしばしば先攻有利と言われますですがこのデッキでは後攻でホミカでばら撒きながら盤面を整え、後攻2ターン目でオルタージェネシス後の3神をガブギラで相手を倒すこともできるのでこのデッキでは先攻でも後攻でも3神対面が有利になります。


2回戦 3神ヤドコダ :後攻⭕️

やべえデッキが来たな!?と思いましたヤドコダはガブギラをワンパンして来る、ギラティナループでもオルタージェネシスで不利になる、無人を貼られるとテテフグズマなどが制限されるので分が悪くなりますがやっぱりタッグ2体倒せばいいので有利対面。

2体のタッグを倒すためには
①ガブギラで倒す。
②カスミのお願いでサポートをたくさん手札に加えるデッキなのでゲンミミで倒す。
2つのプランを頭に入れて

今回はガブギラを育てるプランをとりました。これまた3神は準備に時間がかかるので後攻1ターン目にホミカマタドガスで10点乗せて6ドロー、ガブギラをワンパンしてくる可能性のあるヤドコダを優先処理。アセロラを使って3神の攻撃をガブギラで受けて時間を稼ぎながらミストレでイカの数を増やしていき、終盤後述のこのデッキのいいところが光り危なげなく勝ち。


3回戦 カラマネロ型オロヨノ :先攻 ⭕️

来てしまったカラマネロミラー。こちらのガブギラはカラマネロラインが3-3となっているため純粋なギラティナループ合戦では不利を取るためこの対面は微不利。さらにゲンミミスタートで何も引けない今日1の事故。しかし相手も事故。
幸いゲンミミは少ないエネで攻撃できるのでスタートしても悪デッキ以外ならなんとかなります。前半から事故った相手のイカをグズマなどを使いつつプチプチ倒していくことでサイドを1枚も取られることなく勝ち。運が良かった。


4回戦 レシリザ :後攻 ⭕️

やってきました仮想敵後攻なので微有利くらい、今3-0なのでお相手も実力者緊張が走ります。お相手の初手カキに対してどう勝つかがこのデッキの見せ所。

このデッキでのレシリザの倒し方はいくつかプランがあります。
①ホミカやギラティナで10点乗せてからのハチマキガブギラで倒す。
②トラッシュや相手が手札に加えておいたカードなどから判断してゲンミミでお祈り。
③序盤にこちらが消耗しているガブギラを逃げてベンチに戻しホミカでばらまいて意図的にグズマや入れ替え系を消費させたりして進めていき終盤にリセットスタンプからのオロヨノでペイルムーンGXを使い捲っていく。
④ギラティナループ。
⑤ジージーエンドなどで最低でもエネルギーを壊した時に後半に息切れを狙う。
などがあります

今回は相手の手札を増やさせトラッシュのエネやポケモンの枚数を見て手札が9枚になっていたのと、こちらがカラマネロを1体しか立てていなかったのもありゲンミミでワンパンするプランを立てました。ゲンミミでワンパンをするときは出来るだけマタドガスでレシリザを250にするかゲンミミにハチマキをつけておくのがいいですが、今回はギラティナで強引に相手を250にすることもなく、相手がジラーチで手札にトレーナーズを加えていたのでそのままお祈りでゲンミミで倒しました。

ここで注意することがあります。レシリザには悪の戒めフーパが入っていることが多いため、それをケアするために特性持ちのポケモンを出すのは最低限に抑えた方がいいです。
カラマネロのよくある場として特性持ちのポケモンがジラーチ/テテフGX/カラマネロ2体というものがあります。これはとても強い場なのですが、悪の戒めで90点、ハチマキ付けて120点、悪弱点でHP240のゲンミミではワンパンされてしまいます。

レシリザというデッキで攻撃するには主にレシリザやテテフで2エネでげきりん、場に4エネある状態でのボルケニオンが2エネ、ヒードランやロップリンやバクガメスに3エネつける、レシリザに4エネでフレアストライクというものなどがあり、その多くが溶接工やカキを前提としています。今回は相手のレシリザを倒すとほかにエネがあまりついていなかったのでヒードランやバクガメスを警戒する必要もこちらの場のにGXが2体しかいなかったのでロップリンも警戒する必要もありませんでした。これがイカ使いから見るレシリザの弱いところです。

そのため僕は相手の場にフーパは見えなかったものの警戒する必要はあるため、あえてベンチのマーイーカを手札にあったカラマネロに進化させないことでフーパを対策しました。その後予想通り相手はフーパを出してきて悪の戒めをくらいました。カラマネロ初心者はカラマネロを複数体思考停止で立てがちですがカラマネロは相手の対面によって適切な数立てましょう。

その後ゲンミミを倒してきたヒードランに対してガブギラでワンパンができなかったためにジージーエンドでヒードランとついていた3エネをトラッシュ、直前までLOを練習していたため相手のエネを枯らして勝つプランが僕の中で取れるようになったのが良かったです。

最後はレシリザを壁にされワンちゃんを作られましたが、ホミカ型のいいところが光ります序盤にダメカンばらまいていたので相手ベンチポケモンには全員ダメカンが乗っていたので、試合終盤に相手に壁を出してワンちゃんを狙われても、あなぬけの紐で確実にサイドを取りきることができます。


5回戦 カラマネロ型オロヨノ :後攻 ❌

vsもけもけさん。身内マッチデッキ相性微不利。しかも相手は僕がカラマネロを教えた身内。この試合が一番面白かったです。試合中も公式の場でお互い楽しくプレイできました。

僕のデッキでのカラマネロデッキとの戦い方ですが純粋なギラティナループには弱いのでこちらは
①相手のカラマネロを狩り尽くす。
②ジラーチやテテフなどの前に出して逃げる奴を倒す。
③アセロラを使って相手の技を無駄に消費させる。
④試合終盤スタンプオロヨノで相手の手札を常に0にして捲る。
という4つのプランから選択します。

ですが、今回は対戦準備時手札にはサポなしボールなしでタネポケモンがミミッキュとオロヨノという大事故。ミミッキュだけ置いて破れかぶれされるとタネでなくて先攻2ターン目に負ける可能性が高いので渋々オロヨノをベンチに立てる。しかし相手も大事故ロップリンスタートで先攻に破れかぶれを2回使用でイカを1体しか立てなれないような場になり、こちらは破れかぶれでリーリエを引いて頑張って展開しようとするもリーリエを使ってもいい手札にはならず、こちらのオロヨノが倒されても相手にタッグチームが2体出ていればガブギラならばここからでも全然立て直せるのロップリンを倒して抵抗するも、最後は相手が願い星で無人を持ってきて無人破れかぶれペイルムーンGXでこちらデデンネテテフが来るも無人で使えず入れ替え引けずに負け。常に最適行動は取りましたが、オロヨノスタートで後攻だったのが敗因だったかなと思います。オロヨノはこのデッキに対しての回答だったのに今回は少し張り切りすぎてくるのが早すぎましたね()


6回戦 Nの覚悟型3神ケルディオ :先攻 ⭕️

仮想敵の有利対面だと思ってました。先攻でこちらが全然動けずにターンを返す。3神ケルディオは起動に時間がかかるためゆっくりしようと考えていたところNの覚悟を使用しました。

やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい。

しかし、エネルギー1つも付かず!その隙にガブギラを立てて勝ちを確信しました。しかし、山札を確認するもミミッキュがサイド落ち…一瞬負けを悟りましたがNの覚悟型の場合テテフなどを使用するので相手の場のポケモンでケルディオを倒さなくてもサイド6枚取りきれるようになり、オルタージェネシスGXの後にアルティメットレイを打たれる前にお得意のホミカからのハチマキガブギラで3神を倒して相手のケルディオは手張りでしか加速できなくなり、そのケルディオはハチマキを付けたギラティナで倒しさらに有利に、そこでもサイドからミミッキュを引けずに相手の2体目のケルディオが壁になるもこちらはホミカ6ドローとデデチェンジとゲンミミ出してホラーハウスGXで山札を掘ってグレートキャッチャーでテテフを倒して勝ち。

このように3神ケルディオにはオルタージェネシスを使われても技を使われる前にホミカからのハチマキガブギラで倒して後続を立てられない状況を生み出し、ビクティニでたくさんケルディオを出されてもガブギラは2回ソニックエッジを打たれても倒されませんし、倒されてもそいつにはハチマキがついてるため今回の1戦目のようにバトンで後続の3神にエネがつくということもなくなるため2体目のケルディオを倒せば相手は後続にエネがつかずに勝ちになります。よって3神ケルディオに対してこのデッキは有利ということがわかります。

予選5-1で5位で予選を抜けることができました。じゃんけんは2-4で先攻ゲーとも言われるポケカで後攻だろうが安定して勝てるこのデッキのいいところが出たかなと思います。


●決勝トーナメント

1試合目 ヤーコン型3神カメポチャ :後攻 ⭕️

有利対面。このデッキはヤーコンを使うため勝つには
①カメポチャには回復されてしまうので、ホミカでばら撒いてドローをしつつそのターン内にガブギラにハチマキを付けて倒す。
②ヤーコン型は手札にたくさんグッズが来るのでゲンミミでワンパン。
③エネ加速が多いデッキでもないのでオロヨノのペイルムーンGXでエネルギーを割りつつ、あわよくば気絶してもらう。
の3つのプランを考えました。

そしてジャンケンポン、今日の僕ジャンケンとことん勝てませんね…お相手のデッキは予選で戦っているところを見ていてデッキタイプは分かっていたため有利対面かなと思っていたのですが、対戦準備時こちらの手札にはテテフ/オロヨノでまたオロヨノでスタートしないといけない展開に、さらに手札にはエネなし、サポなし。こいついっつもこんなスタートしてんな?もしかして僕のデッキ弱い…?ですが事故った時こそ腕の見せ所。3神は起動が遅いので早くても相手が攻撃してくるのは先攻3ターン目、こちらもゆっくりカラマネロやジラーチなどで場を整えて戦うプランを対戦準備時に考えていました。

お相手カメポチャスタート2体目のカメポチャをベンチに出し前のカメポチャにエネつけて終了。おっ?これ相手事故ってるからオロヨノを壁にして次のターンで頑張ってガブギラ立てて、後攻3ターン目でこちらが手札のアセロラを使ってオロヨノを回収してガブギラで倒そうというプランに変更しました。
僕はトップで引いたマーイーカをベンチに出し手札のネストでジラーチを持ってきて終了。サポ使えずエネもつけられない動きですが3神系の遅いデッキにはこれでも通用します。

しかし先攻2ターン目お相手がヤーコンでグッズを5〜6枚持ってくる。しかもそこにはアクアパッチ2枚。アクアパッチ2回とタッグスイッチでなんと前のカメポチャに3エネがついて攻撃してきました。

やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい。

ここでうちのオロヨノがやられるとカメポチャにエネがたくさんついた状態になり、こちらがタッグを出した瞬間にハチマキバブルランチャーGXで敗北が確定します。そのため僕はテテフワンダータッチアセロラ回収ジラーチ前に…弱すぎるぞこの動き、しかし勝つにはこれしかない。しかもタッグを倒すためにガブギラにつけなきゃいけないハチマキが2枚手札にあり、トップで引いてきたデデンネがとても使いづらい状況、本当はガブギラにつけたいところですが、ここはこだわりメット対策でオロヨノを渋々ベンチに出してハチマキ付けてデデチェンジ、ぴょんぴょんバルーン(⭕️ジャンピングバルーン、ずっとぴょんぴょんバルーンだと勘違いしてました)やオルジェネからテテフ/デデンネを狩られるのはもう仕方ないので切ります。ここでこの試合初めての僕の手張り、お相手にハチマキが見えてなかったのでジラーチにボードつけて逃げてテテフを前に、仮にハチマキを引かれてやられてもタンカで後々回収したいのでデデンネではなくテテフを前にしました。

お相手がハチマキ引けずに大人しくテテフに150ダメージ。カラマネロに進化させてテテフを入れ替えオロヨノを起動させたのですが、ここでまた僕のLO経験が活きました。ここでエネを全部壊せば倒せなくても相手はエネをもう一度つけるのに時間がかかるのでフルメタルウォールGX(ペイルムーンGX)を使いました。運悪くお相手入れ替え札が引けないみたいで後ろのカメポチャを育てつつ前に島巡りの証を付けて終了。しかし島巡りはダメージで気絶した時なので効果不発。こちらはサイド3枚取ってさらに僕のターン開始!リセスタをケアするためにベンチでガブギラを育ててつつオロヨノで本日初めてのババ抜き攻撃。お相手後続出せずにカメポチャの体力も全回復は出来ずに最後はこちらのガブギラでカメポチャ取ってフィニッシュ!

前回初めてお会いしたTAGTAGで僕は無名で認知されてはいませんでしたが、今回は僕の実力を見せられて良かったです。


2試合目 エンニュートLO :先攻 ❌

vsうほうほさん。づっぽけで僕がポケカを始めてから1から教えて1年以上共にサークルで楽しい時を過ごし、お互いを高めていった友人でありライバル。これ、いつものサークルでやればよくね?って思いつつも、こいつとだけはポケカしたくなかった。お相手は僕のデッキを完璧に把握しており、こちらはエンニュートLOをよく知らないため認識の差がありました。

正直今回だけは勝ちのプランがぜんぜん思いつきませんでした。タイプは違いますが僕もLO使いの1人、現環境はLOが最強だという思いと対面時の苦手意識があり
①直撃弾でばら撒いてホミカマタドガスガブギラで一掃
②リセスタからのオロヨノでババ抜き
の上振れを期待して後ろでイカ1体とオロヨノを少しずつ育て直撃弾を連打してました。

しかし、ばら撒いた直撃弾も追加効果ありのジュジュベ&ハチクマンでトラッシュに送られ、オロヨノも全然立たない。ガブギラを起動させてはフリーザーGXでエネを割られて負けると思い立てられず。試合は何もなく進み僕はサイドを5枚は取ったものの、キャッチャーでカラマネロがロックされジュジュべ&ハチクマン/ピッケルで山を削られ時間内に負けました。

反省点は序盤からちゃんと直撃弾でエンニュートを狙い倒し切りジラーチを後ろに立ててリセスタオロヨノを使っていくべきでした。あとはきちんと時間も考えてサイド差で有利が取れるデッキなので時間切れ勝ちも狙いに行くべきでした。


まとめ

シティリーグ仙台まで僕は現環境を考察し続けるしかありません。今回のガブギラはとても良く自分好みにアレンジできたなと思います。2回目の大会にして96人規模でベスト8が取れたのは喜ばしいのですが、やはり身内だからといって本気で倒しに行き勝つべきですね。他のトーナメント上位者のデッキが比較的に僕のデッキで有利を取れたので優勝する可能性も大きかったのでとても悔しく思います。あと優勝しなかったうほうほ君は許しません。

環境読みに関しては3神を4回、レシリザを1回、カラマネロを2回引いているので僕の考察が良かったなと思います。シティではもっと苦手なゾロアークや今回勝てなかったLOが増えるためそれに対する練習をしなくてはいけないと思いました。

今回想定したデッキには全部勝ち、負けたのは僕を知りつくしている身内だけだったので、デッキ選択も調整も良かったと思います。

対戦していただいた方、ジャッジや運営の方、ありがとうございました。楽しくストレス無くプレイに集中できました。以上が僕の初めての福ちゃんレポになります。

これ以降は有料の記事となっており以下の内容を含みこれからも続々と追記していきます。

・ガブギラのレシピと解説(採用/不採用理由、使い方)
・デッキ相性の有利不利について(※10/24追記)
・シティリーグに向けた環境考察(※10/23追記)
・購入者の方への感謝の言葉

結果を残し始めたホミカ型のレシピなので知っていただくために僕なりの解説をしていきたいと思います。
シティリーグでも結果を残しうる構築のため興味がある方は購入していただけると幸いです。

ホミカガブギラのレシピと解説

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これが僕の使用したガブギラです。シティリーグ山形のものを自分なりにアレンジしてみましたので解説していきたいと思います。

まずこのデッキはミミッキュとホミカの組み合わせが強いと感じケルディオやエルフーンなどの特性を消しながら240点のカラミティエッジが環境で戦いやすいと感じ選択しました。ハチマキをつけることで合計280で3神まで倒せるようになるのが強いです。

有利不利(※10/24追記)

・有利
3神系、レシリザ(先攻時)(後攻でも微有利)、ミュウミュウ、その他タッグチーム。

・互角
ピカゼク

・不利
カラマネロ(ウルネク/オロヨノ)、ルカメタ、LO、ズガアゴ。ゾロアーク。

今回のホミカ型ガブギラには環境に多いタッグチームを1撃で倒す力があるため、レジリザやピカゼクやミュウミュウ、3 神ケルディオのようなデッキに有利になります。今のこの環境ではこの4つのデッキタイプの人気が高く予選で当たる可能性が高いためそれに強めなのがこのデッキのいいところです。

このデッキでは先行を取ると2ターン目にガブギラのジージーエンドGXを使うことができるため相手の3神や、サポートを使ってエネルギーをつけたレシリザをトラッシュできます。それにより相手のリソースを枯らしながら再び相手に攻撃の準備を要求させるためこちらはホミカやハチマキなどのコンボパーツを集める時間を稼ぐことができるようになります。ミュウミュウにはタイプ相性が有利でジラーチGXを使ってもこちらはミミッキュでジラーチGXの特性を決してからギラティナの技でミュウミュウを倒せてしまいます。

ピカゼクにはサンダーでマーイーカを倒させてしまいますがメインアタッカーのピカゼクのHPは240と低く、相手がベンチに出した時にこちらはギラティナで10点乗せてからグズマでハチマキなしのガブギラで倒すことができます。

このデッキではタッグチームとは有利に戦えますがこちらをワンパンできるウルネクやズガアゴのようなGXポケモンにはサイドレースで不利を取ってしまいます。ですがそのようなデッキにもこちらはオロヨノを使うことで逆転することができます。試合終盤のリセットスタンプからのナイトウォッチャー/ペイルムーンGXは強力で相手のハンドを枯らすことで相手の動きを止めたり、相手のエネを壊して相手のテンポを落としたり相手が入れ替えを引けない時は相手のポケモンを気絶させてからこちらがターンを開始するので再び相手の手札を減らしつつ攻撃することができるためサイドレースを逆転させることができます。

超デッキであるためルカメタにはタイプ相性で不利になっていて、得意のガブギラの攻撃でも1撃では倒せない耐久力があり、ガブギラで攻撃してもフルメタルウォールGXでこのデッキで希少な闘エネを壊されてしまい、無人を出されるためにトキワで新しい闘エネを持ってくることが困難な状況を作り出されます。しかしここでもオロヨノが活躍します。オロヨノは超エネルギーだけで攻撃するためフルメタルウォールGXを受けてもベンチに戻せばカラマネロで再びエネがつき再び攻撃することができます。またハチマキをつければフルメタルウォールGX後でフライパンのついたルカメタに対して180-80=100で3回の攻撃でルカメタを倒せるダメージを与えつつ相手の手札を枯らすことで回復や後続を立てるのを妨害できます。このデッキにもリセスタからのペイルムーンGXが刺さり、追加効果でルカメタを倒せなくてもエネを全部壊すだけでも充分に強くこちらが攻撃する時間を稼ぐことができます。ルカメタはトレーナーズがたくさん入った耐久系のデッキであるためゲンミミの攻撃でも大ダメージが期待できます。タイプ相性は不利ですが2つのタッグチームによって不利を巻き返すことができます。

フーパが入ったLOには不利になってしまいます。ギラティナでの攻撃を耐えられてしまうために簡単に時間を稼がれて詰まされてしまいますがカラマネロ系ではこのデッキタイプの相手をするのは辛いので切ります。エンニュートLOにはリセットスタンプからのオロヨノの攻撃でなんとか妨害しつつ戦う必要がありそうです。ガブギラで攻撃すると闘エネを壊させてしまい置物になってしまいます。

ゾロアークにはタイプ相性で不利です。オロヨノかゲンミミでスタートした瞬間にほぼ負けが決まってしまいます。このデッキでの勝ち方としてはガブギラの直撃弾でメタモン♢を倒しグズマを使ってアロベトを優先処理していきミミッキュで相手の特性を消していくしかないと思います。ミミッキュで特性を消している状態であれば互角以上に戦えますが序盤からアロベトンの処理を要求させらせるのはとても辛いです。

●ポケモン編

・ガブギラについて
現環境最強タッグチームだと思っています。後攻でも直撃弾が使えて先攻だとジージーエンドで相手の展開を遅らせたり、リソースを枯らしたり、場合によってはホミカ/マタドガス/ハチマキでタッグチームをワンパンすらしてしまいます。

環境に多いメガミミロッププリンや一定数いるピカゼクに対してはハチマキなしで倒せてしまうためとても環境にマッチしてるなと感じました。


・オーロットヨノワールについて
今回の福ちゃんではオーロットヨノワールを試験的に採用してみました。採用意図としてはギラマネロと戦う際に終盤にリセスタからのナイトウォッチャーでハンドを枯らしつつ戦うプランを立てられるのと、僕は基本闘エネルギーがよくサイド落ちするため2体目のガブギラを立てられない時のサブプランとして、ルカメタやエンニュートLOに対してハンドを減らして妨害をする。GX技が自分が得意なルカリオメルメタルのフルメタルウォールGXに似ていて使いやすいというのがありました。

このポケモンは相手のどんなポケモンにでも勝つ力を秘めているので不利対面でも強引にオロヨノを出すことで逆転勝ちを狙える強いポケモン。

しかしこれからはオロヨノを中心に環境が変わっていくといっても過言ではないためこのままのオロヨノ入りのレシピでは11月のシティで勝つことは難しくなるかもしれません。

今回は8戦中オロヨノスタートが2回で負けに繋がったのが1回。ゲンミミは絶対に必要なカードだと考えているため、悪弱点タッグ2体で悪デッキを踏むと負けに繋がるのでここの枠はもう少し考えるべきかなと思いました。


・ロップリンの不採用について
ロップリンは火力面が優秀で相手依存でタッグをワンパンする力を秘めていますが、相手もカラマネロを見たらロップリンを警戒するので上手いプレイヤーには刺さらなくなっています。ロップリンでワンパンできる相手はガブギラでも倒せるので不採用にしました。

超デッキということで相手に警戒させる事ができるため、デッキに入れても入れなくても強いカードだと思います。


・ゲンミミ採用について
うちの構築の真のエース。相手の手札依存ではありますがタッグ環境なために不必要なポケモンやエネルギーが少なくなっているので、ポルターガイストのダメージが大きくなりやすくなってます。カラマネロを意識的に狩られても2エネで技を起動できる点も強いですし、レシリザ戦で解説したようにちゃんと使うとこいつは化けます。

こいつの一番強いところはGX技にあります。ホラーハウスGXでこちらの手札が7枚になるように引けるだけでなく、相手の行動を阻害し安全に次の攻撃への準備ができます。こちらのサイドが残り3枚で相手にタッグチームがある時にこちらは相手に10点乗せてガブギラにハチマキを付けて倒しに行きます。そこでホミカやハチマキやグズマ/グレートキャッチャーを引きに行くのに大いに役立ちます。ホミカでマタドガスを含む2体をトラッシュして6ドロー、さらにそこからデデチェンジで6枚ドローこの場面でハチマキを探しに行きます。ここでサポート使用後ですがグレートキャッチャーにより勝つこともできますし。グズマが手札にある場合さらにゲンミミのGX技で手札を7枚にして次の生存まで確定させます。イメージ的にはウルネクに入ってる時のサイコリチャージを複数回使って相手を確実に倒しに行くプランに似ています。


・炭を吐くマーイーカについて
対レシリザ。マーイーカをベンチに3体立てられた時に炭を吐く攻撃を前のレシリザに使うことがあります。これにより相手に入れ替え/グズマを序盤に要求させます。前のマーイーカを倒されても2体のカラマネロによりガブギラを育ててマーイーカの攻撃により10点乗っているのでハチマキを探してカラミティエッジで後攻2ターン目にレシリザを倒すことができます。

対3神ケルディオ。後攻1ターン目に3神に10点乗せることで先攻2ターン目のオルタージェネシスを50%で阻止することができます。阻止できなくても10点乗せる事でホミカでマタドガス2枚捨て/ハチマキといったようにガブギラでワンパンするのに2種類目のプランが生まれます。

対ミュウミュウ。ミュウミュウはしばしばアタッカーが場にミュウミュウしかいないという時があります。そういう時にマーイーカで50%の確率で相手の攻撃を阻止することができます。さらにギラティナで後ろのジラーチGXに10点乗せてからミミッキュを出す事でギラティナのシャドーインパクトでちょうど270で倒すことができるようになります。
また、このイカはうちのデッキで数少ない1エネで後攻からダメージを与えられるポケモンの1匹です。ミミッキュをベンチにだして10を乗せれば相手のクロスディヴィジョンすら防げてしまいます。

しかしルカメタの鋼鉄の拳が50ダメージであるためそれを1回耐えることのできる60マーイーカを2枚と多めに採用しています。(※10/28追記)


・ジラーチについて
デデンネでは必要パーツを手札に抱え込むことができない、ロップリンによりエサにされてしまうとの事でジラーチ型を採用。

スタートすると強いけど別にイカを逃してジラーチを前に出しても強いので2枚採用。ジラーチもイカを常に必要数場にいる状況が好ましいので、相手がジラーチを倒してきそうな時に2体目のジラーチを出したりしましょう。

このデッキに入っている圧縮系のカードはとても優秀なためこのデッキを使いこなすと試合終盤に山札を5枚以下にして願い星でグズマ引いて勝ちという動きをすることができます。これがジラーチ使いの腕の見せ所です。


・ギラティナについて
対ミュウミュウのエース。ホミカでばら撒いてミミッキュでジラーチGXの特性消して270でちょうど倒せるのが美しい。

サイド落ちしてもガブギラでミュウミュウを倒せる、相手の後ろに乗せるにもホミカで乗せられるのと、イカ3-3のギラティナループは4-4に比べて安定感が落ちるのでギラティナの優先度も落ちて、スタートと弱いので1枚採用。あくまでもガブギラで殴ります。

非GXポケモンなのでホミカとの相性がいいです。ホミカでマタドガスとギラティナを捨てて両方の特性でお目当てのポケモンに20ダメージ乗せてから序盤に直撃弾で60のポケモンを倒すことも可能です。(そこマタドガス2枚でいいとか言わない)

LOと対戦する時に最も大事なポケモンになっています。ギラティナの技を使うたびに40点自分のポケモンに乗せるという効果がありますがこれはデメリットなどではありません。LOのようなサイドを取らないデッキでは常にサイドが6枚になっているためリセットスタンプの影響をあまり受けません。そこでこちらがギラティナの技でマーイーカなどのHPが低いポケモンに40点を乗せてあえて相手にサイドを取らせることで試合終盤にリセットスタンプで相手を事故らせて勝つことができるようになるかもしれません。不利対面に勝率が1%でも上がるならばやりましょう。

 
・リセットホールマーシャドーの不採用について
これは僕の練習不足になります。どれくらい強いのかわかってないのと、先攻を取った場合無人発電所ケアで出さなくてもいい、後攻無人破れかぶれもトップ含めた5枚ではマシャを入れてても解決は難しい、うねり入りの3神やミュウミュウはミミッキュで特性を消すことができる、練習段階ではホミカでたくさんドローしてエネを持ってこれていてトキワを使わなくても戦える、無人発電所とセットで入れたいカードで今回は無人発電所を入れる枠も無いため不採用。

ズガドーンアーゴヨン対策として入れるのは強いと思うので試してみたいですね。


・ミミッキュ
最強。使わない時はホミカで捨ててドローができる。最悪ミミッキュの尻尾で惑わすを使って20点乗せて、ホミカマタドガスでさらに10点乗せてハチマキなしのカラミティエッジで270出せるようにするときがあります。あとは混乱でワンチャン狙ったり。


・ラティオスGXの有無について(※追記:10/22)
以前僕がオンバーン入りのミュウミュウガブギラを使っていた時に、ラティオスGXを入れていました。しかし今回は不採用です。

以前は 
・3神のオルタージェネシス、ミュウミュウの先1クロスディヴィジョンを防ぐ。
・ガブギラがワンパンできなかったためにタッグパージでダメージを安全に与える。
・ミュウミュウで技の打てるためにベンチ枠を消費しない。

という3つの利点がありましたが、オルタージェネシス後の3神をガブギラで倒せる。ミュウミュウには墨を吐く/ホミカマタドガス + ミミッキュで対策できます。さらに今はロップリンが多いためラティオススタートで相手の火力をあげるのが弱い、今回はミュウミュウを採用していないのでラティオスを不採用にしました。


・ミュウミュウの不採用について(※10/22追記)
確かにベンチ枠を空けられたくさんの技を1体で使える点は強いのですが、現環境ではカラマネロの3神ケルディオに対する相性が見直されて来てカラマネロ系統が増えているため、超弱点のミュウミュウを使うのにはリスクが伴い、ミミッキュの登場、無人発電所が増えている現環境では向かい風なので採用は難しいです。

・オンバーンの不採用について(※10/22追記)
以前はマタドガスやゾロアークといった特殊エネをロックし続けるだけで勝てるというデッキやアメなどのグッズを縛れば勝てるデッキが多かったためにミュウミュウを入れて対策をしていましたが、それよりも入れることで悪エネを入れなくなくてはいけなくなるためにデッキの周りも悪くなりますし、いまの環境は3神の登場で勝ち残るためにタッグチームを握る人が多くなっているためロックやばくおんぱのバラマキが不必要になっているため大好きなオンバーンを今回は不採用としました。



●グッズ編

・ボールライン
ミストレ/ハイパー/ネスト/ポケ通が4-2-2-1元構築通りに使いました。使用感はとてもいいですね。ポケ通は中盤必要な手札のマタドガスを切ることなくサーチできるのが強いですね。テテフにアクセスできる7枚目の札としても優秀でした。

ハイパーボールはアセロラでタッグチームを手札に回収した後に手札にきた超エネを2枚落とすことで再びタッグチームで殴ることができます。

ネストボールでは主にジラーチやイカを並べます。先攻時は相手が後攻に攻撃してきそうならイカを2体場に立てる、攻撃してこないようならジラーチを出したりすることで2ターン目にガブギラのジージーエンドを狙いましょう。


・入れかえライン
イカ系統定番の3枚。1枚をあなぬけにする事で後半に相手に壁を作られワンチャンを残された時、相手がタッグの単構築の時ダメカンをばら撒くデッキなので終盤にグズマのような強さを発揮します。カラマネロデッキを使うのであれば最低3枚は入れかえが欲しいですね。


・その他
現環境はリセスタ2枚が強いと思います。試合で1回は使いたいので序盤楽に切れたり、LOに1枚は落とされても良くなります。ハチマキも2。

グレートキャッチャーがマジで強いです。グズマを2にしてこれを入れるだけでホミカの後に相手にターンを渡すことなく勝つことができるようになりました。またゲンミミのGX技の使用後にグズマを引けない場合、ドロサポで山を張り切ってグレートキャッチャーを使って勝つこともできます。


・レスキュータンカについて(※10/22追記)
ガブギラのカラマネロラインが3-3であるためタンカが2枚以上欲しくなる方もいるかもしれません。ですがカラマネロを適切な枚数立てるという基本を意識することでレスキュータンカ1枚でデッキを回すことができます。タンカの有無はこのデッキの勝敗にまで大きく左右するために常に山にタンカがあるか確認してからポケモンを切っていく必要があります。

●スタジアム編(※10/22追記)

・トキワの森について
文句なしの最強スタジアム。このデッキの腕の見せ所の一つ、毎ターンの圧縮が終盤でのゲンミミを使って大量ドローする時に活きてきます。対面でいらないと思ったカードをガンガントラッシュしましょう。ただし山札に超エネルギーをあえて1枚くらい残しておくといいです。エネルギーをたくさんトラッシュしすぎるとカラマネロが倒された時に回収できなくなりますし、カラマネロがグズマでロックされた時など色々な場面で役に立ちます。グズマでロックされた時は入れ替えかボードをつけて超エネ手張りで逃げられたりします。

あとはホラーハウスGXを使うと相手は手札からカードを出して使えなくなりますがトキワの森効果は使えるので相手がトレーナーズを捨てるとゲンミミの火力が落ちてしまうのでゲンミミで攻撃すると決めたらあえてトキワの森を出さないっていうのも大事なことです。


・無人発電所について
リセスタからのオロヨノで手札を0にする時に無人発電所があるととても強いですし、こちらはテテフは初ターンに使いますし、デデンネは事故った時か終盤ハチマキを引くために使うので自分には刺さりません。しかし今回は枠がなかった。今回はレシリザや3神ケルディオを一番に対策する構築にしているので入れたいけど入れられないのが悲しい。環境がカラマネロだらけになったら無人を入れる型にシフトしてもいいかもしれません。


●サポート編

・リーリエ2
テテフを使うこと前提なので2枚。2枚サイド落ちしてもホミカとかでドローができるのでテテフなしで使った時の初手の上振れ要素として採用。サポートが少なく感じますがそこはデデンネでカバー。

・シロナ1
切りたくないカードが手札に来た時にそれを戻すことができるので採用。中盤ではリーリエよりも強くなる。 リセスタや破れかぶれで引くと強いです。ムサコジは許さない。リセスタ環境ですし2枚に増やしてもいいかも。

・ホミカ3
4枚入れたいけど枠の都合上3枚。このデッキのコンセプトにして最強のサポート。後攻1ターン目で相手が展開しきった後にばらまけるのが強いのでこのデッキが後攻でも強くなりました。手札によっては後1でテテフでホミカを持ってきてギラティナとマタドガスを捨てて6ドローなんてこともできます。ホミカ型にすることでゲンミミと相性が良くホミカでばら撒きながら6ドローした後にゲンミミのGX技で相手のターンにリセスタを封じつつ生存を確定させながら手札を7枚に補充できるためグズマやカウンターキャッチャーを使ってガブギラでタッグを倒せるのが強みです。さらにホミカで大量ドローするせいか試合終盤にはトキワの圧縮やデデンネとも合わせて山札を5枚以下に減らして確定で願い星で山に残ったグズマを持ってくることもできます。

・グズマ2
最初はグズマを3枚で組んでいましたがグレートキャッチャーが強ぎて2枚にしました。後半ゲンミミで探しに行きます。5枚目のいれかえ系として働きます。2ターン目にはバトル場を含めて2体のカラマネロを立てて前のターンにサポートで引いてきたグズマや入れかえ系を使ってガブギラで攻撃なんて強い動きもよくやります。

・アセロラ1
僕のデッキの象徴。序盤タッグチームを壁にしてイカを立てる時間を稼いだり、中打点のタッグやギラティナに対して使用してサイドレースを有利に進めたり、ギラティナのシャドーインパクトで回収したい奴に40乗せて負け筋を減らしたりとても使いやすい1枚。アセロラでバトル場の傷ついたポケモンをエネごと手札に戻しつつジラーチを前に出して願い星でアドを稼ぎカラマネロでさっきのポケモンを再び全回の状態で戦わせることができます。これがカラマネロの強いところです。この時トラッシュにちゃんとタッグチーム起動に必要な分の超エネをちゃんと送っておく必要があります。ハイパーボールで2つ超エネをトラッシュに送ってすぐ起動させることもできます。

・メイの不採用について
枠がない(悲しい)。無人などを入れればメイとすこぶる相性がいいので終盤に使いたいですが、どちらも枠の都合上カット。トキワがない時にエネを持ってくることができるのが強い。イカがやられた時に新しいイカを持ってきつつ場面に応じた入れ替えやハチマキ、リセスタなどの強いカードを持ってくることができます。あと可愛い。マジでホミカ型は枠がなくて入れたいカードを入れられないのが辛いですがそれ以上にホミカを入れるメリットの方が大きいです。

・エリカのおもてなしの不採用について
現環境たくさんベンチを並べてくれるので安定してドローができる。後攻でリーリエを引けない時に相手がたくさん展開してくれれば4枚くらい引けて自己解決にもなるので僕はエリカは2枚くらい入れるデッキが好きです。しかし枠がない。ホミカで3枠、マタドガスでも3枠取られてしまうのが辛い。でもホミカが強いのでなんとかしてくれます。

●エネルギー編(※10/25追記)

・基本超エネ6
上級者向け。オススメは7枚です。6枚にすると他に枠を割くことができますがエネ管理が難しくなります。逆にボールやトキワでエネを捨てすぎない、場のポケモンにエネをつけすぎないでトラッシュや手札に状況によってエネを残しておくというエネ管理がきちんとできるとエネの枠を1枚他の枠に回すことができるためデッキパワーが上がります。僕はプレイングによって枠をギリギリまで突き詰めてデッキパワーをあげるのが好きでこんな構築になってるだけなので自由にアレンジしてください。

・基本闘エネ3
2体ガブギラ立てたい時があるので最低2枚、サイド落ち考慮して3枚です。このデッキよく闘エネが全落ちして悲しくなるので(2敗)、トキワで山を確認して基本闘エネがない場合大人しくオロヨノかギラティナで殴りましょう。


大会後のシティリーグに向けた環境予想(※10/23追記)

大会を終えて僕の環境読みが少しズレていた部分があったため再び環境予想をしていきたいと思います。

▼福ちゃん参加者のデッキ分布

スクリーンショット 2019-10-25 11.11.23

福島環境はこのような感じでした。事前の予想よりもカラマネロ/ゾロアークが多く、3神系のデッキが少ないと感じました。これがそのままシティリーグに当てはまるわけではないですが参考にはなります。

僕の弟子の話によると名古屋ではピカゼクが多かったり、先日参加した公認大会では3神ケルディオの母数が一番多かったらしく僕の考察は間違っていなかったのだと胸を撫で下ろしました。

以上を踏まえてシティリーグへ向けた環境予想を行っていきます。

Tier1
・レシリザ
・3神(ケルディオ/ミュウミュウ/カメポチャ)
・カラマネロ(オロヨノ/ガブギラ/ウルネク)
Tier2
・ゾロアーク
・ズガアゴ
・ジラサンピカゼク
Tier3
・LO(ルカメタフーパ/エンニュート)
・殴ルカメタ
・ミュウミュウ(炎軸/ドラゴン軸)

レシリザ、3神に加えてカラマネロが多いと感じました。カラマネロはCL東京では結果を残しませんでしたが、オロヨノの登場でシティリーグ上位入賞もあり、使用者が増えているのかもしれません。

ゾロアークは環境に増えているオロヨノに有利になるため、またAレギュが落ちるため最後の大会はゾロアークで出たいという人も多く環境に増えることが予想されます。シティリーグではゾロの対策を切れなくなりました。ゾロを切るという今回1番のダメポイント。ズガアゴもレシリザや3神のタッグをワンパンすることができるため今人気があります。WADAのようなジラサンピカゼクは後攻でもサンダーで攻撃ができるためジャンケンで試合が決まりがちな現代ポケカを嫌う人が握りたがります。安定した強い構築ということで一定数います。

今回の福ちゃんの参加で一番驚いたのがLOが身内にしかいなかったということです。ジュジュべ&ハチクマンの登場によりシティリーグではLOの上位入賞が目立つようになり、今大会は96人規模ですし握ってくる人は多くなるのではないかと考えましたが今大会には身内以外では姿を見せませんでした。しかし、あくまでもこれは福島の公認大会でCLの優先権がかかった試合ではなかったので、強いけど初めて使うデッキをたくさん練習して勝ちに行くよりも自分が握り慣れたデッキの方が勝てると思った人が多かっただけなのかと思います。シティリーグではLOで構築共有して勝ちに行くチームが多いということなのでLOは環境に一定数いると予想できます。

殴ルカメタは上位プレイヤーが扱えばCL優勝もできるデッキではありますが、やはり扱いが難しいため数は少なく、ミュウミュウもミミッキュが登場し、無人発電所が入ったオロヨノが増えている現環境では向かい風ということで数を減らすと予想しました。

ハンデス環境への対抗案(考案段階)(※10/28追記)

現在ジュジュべ&ハチクマンを利用したエンニュートLOというデッキが増加しています。対戦した場合試合終盤にはカウンターキャッチャーでこちらのカラマネロを呼び出し毎ターンザクザクピッケルでトップを固定するといういわゆる超越というデッキタイプです。またオロヨノも強力でこちらの手札を常に0にして毎ターントップ解決を要求してくるのでガブギラでは不利になってしまいます(うちの型だと同じことができる)。その対抗策としてシルヴァディGXというポケモンが最近増加しているとの噂がありますが、シルヴァディでは無人発電所で特性を無効化されてしまうため今回はゼブライカに注目しました。画像4

ゼブライカは非GXであるため無人発電所の影響を受けないためエンニュートLOでロックされてもこの特性により解決する可能性が生まれます。そこで今回はゼブライカ入りの構築を考えました。

エンニュートLO対応型(試作)(※10/28追記)

画像5

・ゼブライカラインの採用について
僕の構築のミミッキュとマタドガスを1枚切りメタモン♢とゼブライカを採用しました。メタモン♢は4枚目のマーイーカにもなるためこのデッキの本来の動きであるカラマネロを立てるという戦術の安定感が上がりました。またゼブライカラインは1-1と少ないですが本来はゼブライカなしでも構築が回るためエンニュートLO対面でのみゼブライカを立てていきます。

しかしゼブライカの特性は強力で立てることができればこのデッキの強みである試合終盤の堀りがさらに強化されます。終盤ハチマキを探すのにホミカ6ドロー+デデンネ6ドロー+ゼブライカ4ドロー+ゲンミミで手札を7枚まで増やすという異次元のムーブが可能です。

・ミミッキュの不採用について
ミミッキュの1番の仮想敵であるジラーチGX入りのミュウミュウが環境から数を減らしているというのが大きいです。3神ケルディオにもケルディオだけを立てられた場合ギラティナでの対応が可能であるためミミッキュは不必要と判断しました。

・マタドガス2枚について
これによりサイド落ちした場合使いたいときにマタドガスを使えなくるなるという状況が起こりうります。しかし今回は削れる枠がなかったため一旦マタドガスを抜いて回してみて判断していきたいと思います。画像6

このようにマーイーカを削ることでマタドガスを3枚に保つ案を最初に考えましたが、その場合ミストレでマーイーカを持ってくるという最優先の動きが弱くなるため没となりました。

デデンネGXを抜いて3枚目のマタドガスにするのもアリかもしれません。

今回の形では僕本来のデッキの動きが阻害される恐れがあるため変更にはリスクが伴いますがエンニュートLOは切れないと判断したため今回は新しい形の案を1つ紹介させていただきました。


最後に

以上が僕のタッグ環境への回答のデッキです。3神ケルディオ、レシリザあたりにとても強く出れるのが利点です。このデッキはとても強いのでシティリーグを含めた現環境の大会にこれで出ても勝ち残る力は秘めています。

しかしズガドーンアーゴヨンやゾロアーク、LOに対してはまだまだ自分が練習不足なのもあり苦手意識があります。ゾロアークはガブギラで倒すとして、その他の苦手デッキにもオロヨノとリセスタで勝つ可能性が充分に残っています。

このようなレシピを投稿させていただきましたがあくまでもこれは僕が好きな形ってだけなので自由にアレンジして使っていただければと思います。

僕がこのデッキを使って96人規模の大会で結果を残せて本当に良かったと思います。今まであまり大会に出ていなかったため結果を残せずにいましたがようやく努力が報われた気がします。こんな結果を残したての僕の構築ですが少しでも参考になれば幸いです。

僕はシティリーグ仙台にはまだ何で出るかわかりませんが、この構築は僕が自信を持って強いと思っているので第一候補となっています。

今回初めて書いた記事で言葉の使い方が怪しかったり誤字などが所々ありましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。質問などがありましたら僕のTwitterのDMまでお願いします。


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