猫日和 103 眠り猫〈20〉モノクロの世界のシロ

画像1 昔はカラーフイルムより白黒フィルムを使うことが多かった。我が家の猫1号「シロ」の懐かしい写真。ある日団地のゴミ捨て場の階段で、上の段にも下の段にも、手足が短くて届かない、小さい猫と出会い、拾って連れ帰った。それまで動物を自分の家で飼うことはなかった。猫を飼うことに慣れていなかったので、飼われる方も戸惑うことが多かったのではないかと思う。小さいもの、力の弱いもの、純粋な魂、もっと沢山たくさん抱きしめてやればよかった。シロは20年生きた。

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