雑記 624 空師

画像1 2階の小さい台所のシンクの水が流れにくくなった。何か詰まったのだろう、とパイプクリーナーや専用のブラシで掃除したけれど、解決せず。水道屋さんを呼んだけれど、丸々2日かかって、やはり解決せず。
画像2 仕方がないので、排水管を新しくつけて解決しようと言うことになり、家の外回りを見て、驚いた。隣家の欅が我が家にまとわりついて、樋も押しのけ、家の下に入ろうとしていることを発見した。シンクの水が流れないのは、欅の根が、水を求めて、下水の排水管に入り、そこから2階まで枝を伸ばしてきて、詰まっていたのだった。こんなこと初めてだ、と水道屋さんは言う。
画像3 私には大切な隣家の大欅。だが、家のために根を切り、枝を払うことになった。根が広がっているところを切ったら、上の枝も切らねばならない。と言うことで、昨日は枝、今日は根、と結構な工事になった。工事に来た人が名刺を出し、そこに「××林業 空師」とあった。木に登り空に一番近いところで作業する職業をそのように言うのだそうだ。初めて聞く粋な名前の職業だ。
画像4 「空師」。昔は木の上が空に一番近い場所だった。その高木に登り、空の上で仕事をしている、ということでついた名前。良い名前の職業だ。
画像5 家の前の花通りFlower Streetには、毎日新しい花々が咲く。知らん顔をしている癖に、ある日突然花開いて登場。セッコクと札が刺さっていた。
画像6 旭山桜は、満開の峠を越した。葉が伸び始め、花の色もくすんできた。
画像7 こちらは花ほたる。花茎がどんどん伸びて、風に吹かれ揺れるさまを写真で伝えられないのは残念だ。

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