雑記 572 朝

画像1 夜明けが近づいて空の星影がひとつひとつ落ちる。けれど最後の一つはまだ落ちず、地上を見下ろしている。朝日を浴びて、ベランダで背伸びをする人影がある。ふと思い出される、西脇順三郎の詩ーーー覆された宝石のやうな朝/何人か戸口にて誰かとささやく/それは神の生誕の日(「朝」)
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画像3 春の朝でも/我がシシリヤのパイプは秋の音がする/幾千年の思ひをたどり(「カプリの牧人」)
画像4 異国と感じられる部屋で目覚め、朝日を受け取る。
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