雑記 32 灯り

画像1 長く締め切られていた隣の家の窓に灯りがともった。7月の初めから工事などの人の出入りが増えて、アンテナを立てたり花壇の花を植え替えたり。隣人が倉庫だった建物を、趣向を凝らしてデザインし建て替えた洒落たサロン風の家で、海外の建築雑誌に紹介されたこともある。5年前彼女は引越し、今回月貸しスペースになるとか。駅からの帰り道、目にした灯りは、ことさら煌めいて見え、私はひとりではないと心に明かりがともる。裏の家の大木も鬱蒼と枝葉を広げて覆い被さり、夏本番。#明かり #煌めく #安堵感 #木々の緑 #夏 #写真
画像2 電球点灯は試運転のようだった。 夕暮れ時、あたりが暗くなりはじめて、もの寂しさが心に滑り込む時間帯。自宅に向かう視線の先に灯りがあると言うことは、こんなにも心を和ませ、言い知れぬ安堵感を抱かせてくれると知る。

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