雑記 149 スティーブ•ジョブズ「最後の言葉」

スティーブ・ジョブズ【最後の言葉】
 
私はビジネス界の頂点に立ちました。
他人から見れば私の人生は成功の典型であると言えるでしょう。
しかし私には仕事以外に喜びをもたらすものがありませんでした。
最終的には、富というのは、ただ慣れてしまうものでしかありませんでした。
 
この瞬間病床に伏しながら、人生を振り返ってみると、
あんなに誇らしかった富や名声は、死を目前にすると意味のないことであると気付きました。
暗闇の中、生命維持装置の緑色の灯や機械の鼻歌を耳にしていると、死神の息遣いが近づいてくるのを感じます。
 
一生を過ごすに必要なだけのお金を手にしたら
お金以外の何かを追及するべきだということです。
もっと大事な事・・・
 
それは人間関係や芸術、もしくは若いころからの夢かもしれません。
終わりなき富の追及は歪んだ人間を作り上げてしまうだけです。
私のような・・・。
 
神は私たちに、人々の愛を感じる力を与えてくれたのです。
人生をかけて勝ち取った富と死を共にすることはできません。
共にできるのは愛に満ちた思い出だけです。
その真の豊かさこそがあなたに寄り添い、ついて回り、あなたに力を与え、
前に進むための希望の光となります。
 
愛は千里をかけます。
人生に限界などありません。
望むところに行きなさい。そして高みを目指すのです。
全てはあなたの心とその手の中に宿っています。
 
世界で一番高価なベッドは病床です。
車の運転手を雇ったり、他人に仕事を任せることもできるでしょう。
しかし誰もあなたに代わって病気と闘うことはできません。
失った物はまた見つかります。
しかし失ってからまた見つけることができないのは・・・
命です。
 
人が手術室に向かう時、読み終えることのできなかった本があることに気づきます。
「健康的な人生」の本です。
 
あなたが人生のどの時点にいたとしても、ある日人生の幕が下りる日を迎えることになります。
 
家族への愛を
夫や妻への愛を
友人への愛を
大切にしてください。
身体に気を付けて、
思いやりを持ってください。

（YouTube動画 
https://youtu.be/KPVqKlq25nI 
より）