雑記 661 ハクウンボクの花散る 3 yayayasu 2023年6月3日 21:05 林の中からはエゾハルゼミのもの悲しい鳴き声が降ってくる。鶯が囀り、カッコウが鳴く。山中にあって、白い雲のように見えるところからハクウンボクの名のある木の花が満開で、それが、ハラハラと散ってくる。 水飲み場にも、地面にも、白いままの花が散る。エゾハルゼミの鳴き声は、かん高く、細く、寂しくて、花の散るのに合わせて聞いていると、遥かな想いにとらわれる。 スノーフレークという名のクレマチス ガーデンカフェを彩る。 ガーデンカフェの前のオルゴール館で、ドックポール代わりの木製のトナカイに繋がれて、手持ち無沙汰な感じのワンコ。通りすがる散歩中の犬達は、次々と素知らぬ顔をして通り過ぎ、仕方なく、スマホを構える私に吠えかかってくる。静かな萌木の村の午後。 #写真 #クレマチス #エゾハルゼミ #ハクウンボク #手持ち無沙汰の犬 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート