雑記 628 欅君のいない昼

画像1 晴れた日には、太陽が天の一番高いところに来る頃、天窓から光が入り、その窓に欅の葉のそよぎが映って、部屋が明るくなったり暗くなったり、葉の影がチラチラした。
画像2 今は、ただ陽の光が入るだけ。もう枝は切られてしまい、向こうには何もない。この喪失感は相当キツい。鳥の声もしなくなった。家を破壊する勢いの欅の根だったから、枝葉を払い、根を削ることは、やむを得ないことだったとは言え、残念だ。トトロの森の大楠のように我が家の上に覆いかぶさって、夏は陰を作ってくれた。この木陰にどれほど癒されたことだろう。しかし、私は、欅君のいなくなった空間に慣れるしかない。
画像3 環七脇の、野葡萄の新緑
画像4 ムベの花
画像5 ♪♪♪
画像6 ジューンベリーの花が結実し始めた。
画像7 薔薇は蕾をつけた。
画像8 スクスクと枝を伸ばしている。万物は流転する。諸行無常。

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