雑記 361 セントラルパークのドングリの帽子

画像1 衣類を夏用に入れ替えていたら、ジャケットのポケットからどんぐりが出てきた。これって、、、と記憶を辿って行くと、同じくポケットにあったレシートから、4年前カーネギーホールに演奏旅行に行った時、セントラルパークを歩いていて拾ったものだと思い出した。どんぐりの本体は虫に食われて穴が空いていたけれど、一応植木鉢に埋めた。残りの殻斗(帽子)は、捨てるに忍びなく、テレビの前にごちゃごちゃと置いている小物に被せた。
画像2 あれからもう4年になる。そのうち、ニューヨークやモナコやパリへの音楽旅行記を書きたいと思っているが、いつも時間に追われ、後回しになる。
画像3 観光旅行に来ているわけではないのだから羽目を外してはいけない、と釘を刺され、スケジュールは密なので、セントラルパークが目と鼻の先でも、なかなか行くことができない。
画像4 団員の中には高齢者もいて、毎回のことだけれど、具合が悪くなる人がいる。吐血して、今回も救急車のお世話になり、病院で、2、3日は出られない、と言われたのを、無理矢理出て来てしまった人がいた。命懸け、と言うべきか、根性は、日本男児である。
画像5 次回はゆっくり個人で来よう、と思っているうち、コロナが蔓延。思ったようにはいかず、今は、YouTubeの散歩の動画を見ながら、テーブルに地図を広げ、iPadでストリートビューも使いながら、行ったつもり。もう五番街も、イーストもウエストも、あの頃よりは近しいものになった。

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