雑記 643 麦畑の鯉幟

画像1 金剛輪寺の青紅葉を見に行こうと出かけた途中、麦畑の中に、鯉幟の軍団が出現した。野洲市。琵琶湖の東側。
画像2 あたりは一面の麦畑。竿の高さもこんな長い竹があったのかと思うほど高く、長く、風があるので、鯉幟は真横に流れて泳ぎ、竿は撓む。
画像3 静まり返って、人っこひとりいない。あるのは風、麦、太陽。それと、雲雀の鳴き声。蛙の鳴き声。
画像4 誰が立てたものだろう。しかも、ここだけに。ぐるりと周りを見渡しても、人家も遠く、そこに人の動く気配はない。遥か彼方の田の畔に白い軽トラックが1台。それ以外は、見渡す限りの麦の穂の波。
画像5 ♪♪♪
画像6 金剛輪寺。奈良時代に行基が開山した天台宗の寺院という。
画像7 三重塔。ここは紅葉の名所として、有名。だから、新緑の時期の青紅葉は見事に決まっているが、そんな青い紅葉に覆われた寺に、人が誰もいない。別世界に足を踏み入れたのではないかと思う。

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