雑記 498 カリン

画像1 JR高円寺で降り、バス停行く手前に、野菜を並べて売っているコーナーがある。店ではなく、箱の上に並べて、その日その日の野菜や果物を売る。
画像2 鞄を肩に掛け直し、急いでバス停に向かおうとした私の鼻に、甘く優しく懐かしい香りがまとわりついてきた。濃密、とも、蠱惑的とも言える香り。花梨とも書く。触ると果皮は滑らかで、しっとりと掌に吸い付くような感触がある。思わず買ってしまった。
画像3 砂糖漬けにするか、蜂蜜漬けにするか、いや、当分は、部屋に置いて、この高い香りを楽しみたい。
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