雑記 983 ブルーベリーの復活

画像1 このブルーベリーは、八ヶ岳倶楽部(柳生博さんの店)で買ったもので、毎年律儀に実をつけていた。昨年、想像以上の猛暑となり、大きくない植木鉢に植えていた木は、高温のため焼けて枯れてしまった。
画像2 そろそろこの植木鉢も処分しよう、と鋏を持って出て、枯れた茎を切った。見ると、枯れた木の根本から、葉が出ていた。これは、間違いなくブルーベリーの葉。根はすっかり枯れてしまわず、一部が生き残って再生した、という目出度い出来事であった。実をつけるまてには、、また何年かかかるだろう。
画像3 駐車場に地植えの柿も、十年ばかり前、猛暑で枯れてしまった。枯れた木を切って、根も掘り出して捨てようとしたところ、根本から小さな葉が出ていた。柿は渋柿の台に甘柿を接木するのは知っていたから、その葉が渋柿のものであることは分かったが、渋柿なら要らない、とは言えなかった。
画像4 柿の木は生長し、一向に実もつけない。やはり見切りをつけようか、と思って、庭師さんを呼び、木を切ってもらうことにした。柿は材が堅く、私の手には負えない。切ろうとした日の朝、小さな実がひとつ、ついていた。木の生命の不思議。

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