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菌ちゃんウネ、排水どうする?の巻

 前回、菌ちゃんウネの溝をお隣の畑に排水するわけにいかないので一部深く掘ってみた、と書きました。その後まとまった雨(一日で20mmほど)があったので観察してみると、穴の排水は思うようにいかず、穴にどんどん泥水が溜まっていきます。雨のピーク(一時間に2~3mmの本降りです)には排水溝全体が冠水してしまいました。雨が止んだ後もなかなか水が引かず、翌朝見てもまだ穴の上面から10cmくらい下がったところまで水が残っているありさまです。すっかり水がなくなるまで24時間以上かかりました。元の地面から溝まで約20cm、穴の深さは溝からさらに30cm、耕盤層(硬盤層)も突き抜けてると思うんだけど、ダメなんだな・・・。ん~、このままではあんまり嬉しくないな~、なんか良い手はないかな~、と思っていたら、ありました!
 ちょうど借りて読んでいた矢野智徳、大内正伸さん著「『大地の再生』実践マニュアル」に「点穴」を掘って排水する、という知恵が紹介されていたのです。排水路の変化点に深めの「点穴」を掘って、そこに泥水が目詰まりしないように炭、小枝やチップなどを順に入れていく、必要に応じて穴の開いた「コルゲート管」を入れる、とあります。しかもコルゲート管よりいいものが手元にある!竹のパイプ(自然素材!)です。昨年、「切り返さない堆肥作り」で使った竹パイプがちょうど使えるじゃないか・・・。

 というわけで、やってみました。

↑この深い穴
用意したのは竹のパイプと炭、木を剪定した小枝やチップも。
穴に竹のパイプを立て、
炭を入れます。
さらに小枝を入れ、
木のチップも入れます。

 さあ、これでどんな風になるかな。次の大雨が楽しみです。まあ、これだけの高ウネにしたので万一排水しなくても菌ちゃん(糸状菌)は育ってくれると信じていますけどね(笑)。

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