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人生は芸術だ。最終的に出来上がる作品のテーマだけを決めて人は生まれてくるのだろう説。

わたしはもうすぐで40歳。
今までの人生で、つらいことも楽しいことも色々あった。
この全ての経験があるからこそ今のわたしができていて、それらが全て上手くまとまってきている。
そんな風に思うようになった。

そしてその1つ1つの経験が意識的か無意識かに関わらず、最終的に自分が選択したこと。

何となく、「人生」が芸術作品に思えてきたのだ。

自分の作品

とりあえず、「恐竜をテーマにした作品を作ると決めて生まれてきた」と仮定する。

まずは素材選びから。
木材にするのか、粘土にするのか。
よし、粘土にしよう。

何か使えるかもしれないから、この材料も取っておこう。と材料集めをしたりするかもしれない。

失敗ちゃった!と思った時も、
色を重ね塗りしたらわからないよね。
でもこの感じも味があっていいよね。
とか思えたりもする。

こんなふうに試行錯誤しながら作品を作り上げる=色々経験して生きていく、それが人生なのかもしれない。

わたしは職業に臨床検査技師を選んだ。
自分の作品をつくる過程で、いくつかある選択肢の中で選んだ材料なのだろう。

でーん。と作品のメインになるかもしれないし、背景になるのかもしれない。
とにかく作品の一部ではありそうだ。

どうして生まれる前にテーマを決めたと思ったのかというと、何か見えない大きな力が働いている気がするけど、神様とか他人よりも、自分の意思のような気がしたから。
そして、死んだ時に人生を振り返って、予想通り良い作品ができた。と思っていそうだから。笑

ただ、困った事に自分がどんな作品を作ろうと決めて生まれてきたのか全く覚えていない。

恐竜の何かではないことは確かだけど。

覚えていたら面白くないんだよね、きっと。



人生100年時代と言えど

病院で人の生死をすぐ傍で見ているわたしは知っている。
100歳も生きられる人は稀だということを。
そして健康寿命の方が、「人生」と言えそうだという事を。

健康寿命は大体男性で72才、女性で75才位らしい。

自分は75才まであと35年。

人生あと35年の今、何となくうすぼんやりと自分の作品が見えてきた気がしているのだ。

ただ、まだはっきりと見えていないという事は完成はまだ遠そうだ。

という訳で明日突然死ぬことはないだろうと、前向きな予想をしてみている。

作品の大小

これも生まれる前に決めていそうだ。

徳川家康とか、ウォルトディズニーとか、歴史に残る人物の人生はとても大きな作品だったとする。

わたしの作品は多分そんなに大きくなさそうだ。笑

でもいいんだ。
たくさんの人に賞賛されなくても。
後世まで語り継がれなくても。

自分が満足の行く作品を作り上げる事の方が大事。
そんな気がしている。


自分の作品を完成させるために

明日も作品作りは続く。

私はまだ色んな材料を集めたり、作り方を学んだりして試行錯誤している最中なのだ。

どんな作品が出来上がるのか。

まだまだ人生を楽しもう。

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