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モラハラ夫を相手にする心得。

モラハラちっくな旦那との生活はいつも何かに縛られている。
私の場合はお金の鎖だ。
旦那と出会った当時、3人の子供のシングルマザーだった私は様々なご縁つながりでの飲み会を楽しみに生きていた。
虐待ギリギリラインだったと思う。
幸い、私の母が子育てを手助けしてくれていたから、そうはならなかったが、無意識にこれじゃだめだと母性が働いていた。
シングルマザーになって一番大変だったのは生活費。
パートだから休んだらその分減っちゃうし、
だからといってキツキツの生活も嫌だ。
私はワガママで欲張りなのだ。
そんな時に自営業の息子である旦那と出会ったのである。
お金の使い方が今まで出会った人とは違う。
いわゆる高級食材が好きでグルメであり、ベンツに乗り都内の高島屋での買い物が好きな、お坊っちゃま君だったのだ。
新しい世界を見れた私は、
お金がある生活がしたかったのだ。
そう、夢見るただの教養なし女だった。
結果的に言うと、別にそんなにお金持ちな生活はしていない。
そのあと出来た2人合わせて5人の子供もいるし、
旦那のグルメには変わりはないが、日々の生活では贅沢というものはしていない。
だけど、生活費は一応それなりに貰っているからそこで私は縛られているのだ。
自由で新しい世界を見せてくれた旦那は、もう過去の人で、今は束縛こそしないが、グサリグサリと刺すような言葉のチョイスとあたかも正論かのような持論で自分の価値観に私を引きずり込もうとする。
モラハラ夫を持つ奥さんは離婚するか、カサンドラ症候群になるか、究極を言えば二択なんだと思う。
私も何度も離婚だー!と決意した事もあるし、大人しく言うことを聞きカサンドラちっくになったこともあった。
だが、私は本来、ワガママで傲慢で欲張りな女なのだ。
旦那にお金を貰い続けながら、子供たちを進学させたいし、自分にも使いたい。
どうにか、このモラハラ夫を使って人生を楽しみたいのだ。
やはり金目当ての欲張り女なのだ。
スナックで1人の客を相手にしてるつもりで日々過ごし、私のホルモンバランスによっては旦那と喧嘩する。
最初の話に戻るが、鎖に縛られているとはいえ、何が何でもこの結婚にこだわりすぎているわけではない。
もし別れがきたとしても、それが運命なのだ、と受け入れる器もあるし、
どこかでまだ働ける自信はあるし、というか、旦那の仕事を手伝っている時点でモラハラ社長の部下ですから、結構強くなりました。
ありがとう、モラハラ夫&モラハラ社長!
そして、私はまだ女としての価値がある。と思っている。
こんなこというと、母親なのにって思われるけど、ここって重要だ。女としての最低限の自信は持ち続けたい。
いつまでも、私は若い頃からのワガママで欲張りな女でいたい。
モラハラ夫に対抗するには優しく耐えしのぐ時代は終わりにしたい。


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