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「ローカルな営み」というぼんやりとした言葉

おはようございます、寒くなりましたね
みなさん、いかがお過ごしでしょうか
後記を書こうと思ったのですが最初なので
もっとざっくり、大きく説明するような文章を書きます
ぺりの内容と重複するところもあるかとおもますがご了承ください



知らない土地で仕事をしようとしたときに
どういう風に仕事をしていきたいか
どうやったら仕事がもらえるか考えた

会社ではCMとか、自治体のプロモーションビデオとかを制作していたが
独立したばかりでいきなりそんな仕事がもらえる訳はない
我々のことを誰も知らない土地に引越し、なおさら難しいだろう

と思っていた
さらに、そういった広告的な映像の難しさも感じていた

それなりにいいものができたと思って納品するものの
それによってクライアントがどこまで効果を実感したのか
聞く機会が無かっただけかもしれないが
売り上げが何倍にもなったとか、観光客が急増したとか
そんな話は聞かなかった

制作会社的な動き方だったから当たり前だが
納品した後の制作物がもたらす効果に関してはある意味無責任でよかった

大きくいうとふたつ
・広告的な映像(額の大きい)仕事はもらえない
・受注したところで効果を出す自信がない

このことから、いわゆる単発の広告的な映像を作る者になるのを諦めた
では何を仕事にするか

記録的な映像を仕事にしたいと思った
当たり前だけど記録することは映像の機能だ
これの効果を最大化するためにはそれが保管されている必要があると思う

会社でも自治体でも個人でも
その自分たちで倉庫を持って、記録していくことで
共感や関心を得ることができ
プロモーションになると思う

そのサポートならできるし、効果を出せそうな気がした
気がしているだけだし、それじゃ話にならないので
我々自身で倉庫、マガジンを運営してみようと思ってはじめてみた




そう決めたはイイものの
発注されてるわけではないので
自由度が高すぎてなにをやろうか困ってしまった

とりあえず、「観光」みたいなニュアンスはほしい
「うろうろ」はそんな感じで作ってもらった

僕は引っ越して暮らしづらさを感じていた時だったので
町のことを理解するような行為をしたかった
住んでいる町のことを知る、暮らしやすさに繋がると思っていたから
車に乗って田舎の方に意味もなく遊びに行っていた
せっかくならこれをコンテンツ化しようと思った

なにか指針がないとほんとに「うろうろ」するだけになってしまうので
川を遡上したり、下ったりすればいいやと思った

川をリサーチするためにGoogle Mapで九州をみていたら
鳥の視点を手に入れた

当たり前に九州は陸でつながっていたし
川の水は山頂を起点に進む向きが分かれてはいるが
葉脈のようにたくさんの川が張り巡らされ、都市を横断していた

今、川とか、流域とかを理解する事は、暮らしやすさに繋がるんじゃないかと思っている





現段階では我々がカメラを持って撮影しコンテンツを作りそれをアップしているが
将来的には本当のマガジンみたいにいろんな人がラフに撮影、文章を書いて我々が「編集」し出すみたいな(編集しなくてもいい)、複数のライターがいるような状況になったらいいなあと思っている
ヴィデオ・レターみたいな、お便りみたいな

記録する対象として「ローカルな営み」というぼんやりとした言葉を使っている
自分たちで言っていて、あまりよく分かっていない
とりあえずは気の向く方へ行くでいいかと思う


少しだけやってみて思ったことは
もっとラフにやらないとダメだということ
軽やかさをもって、何事にも取り組みたい
軽やかさと、諦め
このふたつは近いところにあると思う


最初だしざっくりな文章になってしまったけど
次回からはもう少し、要点を絞って読みやすい文章にするようこころがけますので、引き続きよろしくお願いいたします!


ライター:オノガク

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