変形性股関節症で専門医に置換術を勧められても怖い5/50代 女性


気になるところ(メールサポート引用)

置換術を目前にDrの都合にて日程が遅れたとの事です、その中で1回余計に緩和ケアとしてご来院されました。




仮説と検証


1)股関節患側左の歩行痛が酷く、まともに歩けないとの事

2)1の原因は変形性股関節症ではあるものの、股関節過外旋し臼蓋と大腿骨頭との勘合が悪く亜脱臼方向にある、それを抑止するために腸腰筋が過活動している。→緩和ケアとして内旋を促す。

3)2の確認として目視でも健側比較にて左患側の股関節が明らかに開いている(膝蓋骨の方向自体過外旋)





コンディショニング


1)梨状筋ハンズオン→置換術まで何もできないので他筋膜リリースにて緩和ケア


術後思わぬ好転で喜ばれたとの事なので掲載します、痛みが外側から内側へ来たのは日頃使っていない内転筋が作用してとも思われます。

しかしながら先天的に臼蓋形成不全からの変形性股関節症は軟部組織どうこうでは解決は困難だともお伝えしました。





備考


緩和ケアで楽になれても実際はすぐに元へ戻り痛みが増大します、一過性ではありますが緩和ケアとして置換術当日までサポートしたいと思います。

また術&リハビリ後のサポートも今度報告も通し一連のストーリーにして類似のお悩みが有られる読者様へ情報をお伝えできればと思います。



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