やわらか議論「THE UPGRADE」vol.4 〜動画ディレクターの役割とは?~
こんにちは!やわらかいライブ配信ラボ #やわラボ です。
今回は、やわラボサロン内にて展開している恒例企画「THE UPGRADE」の第四弾をお届けいたします!
【「THE UPGRADE」って?】
サロンメンバーの 櫻井 洋介さん が企画・主導で動くオンライン議論です!
櫻井 洋介(さくらい ようすけ)
映像、音響、イベント制作と群馬を拠点に活動するマルチクリエイター。
現場では配信リーダーを担当。サロン内でも映像編集を手がけたり、音響の知識を他のメンバーに向けて発信したりと大活躍です。
写真:鈴木 香那枝
毎週テーマを1つ決め、やわラボメンバーが議論。
議論への参加は自由で、それぞれのバックグラウンドを用いて意見を出し合います。課題に対する解決方法はさまざま。
お互いの見識を持ち寄ることでお互いの知識の引き出しを増やし、今後の未来を創っていく糧にする企画が「THE UPGRADE」です。
◆バックナンバーはこちら◆
【今回の議論参加メンバーはこちら!】
・櫻井 洋介
・かこまる
・すうはる
・とーま いちか
・ニワノトリコ
・関谷 智紀
・やわらかゆーすけ
・やわラボメンバー
今回はいつもより大勢の、やわラボメンバー8名で議論を展開しました。
それでは本編に行ってみましょう!
【「動画ディレクターの役割とは?」】
「THE UPGRADE」vol.4でお話したテーマは、「動画ディレクターの役割とは?」
皆さんは、「動画を作る仕事」といえばどんな職業を思い浮かべますか?
動画に出演する芸能人やYouTuber、撮影する人、編集する人、企画を考える人、音声さん、ディレクター・・・などなど。
ひと口に「動画を作る仕事」といっても、一本の動画を作るのに多くの人がかかわっています。
この中でも、表立っては目立たないけどすごく重要なポジションの一つが「動画ディレクター」!
やわラボ オーナーのゆーすけさんも、「今後動画の需要が増えるにつれて、動画ディレクターがますます重宝される社会になる!」との見解を述べています。
今回の議論では、
そんな動画ディレクターに求められる役割は何なのか?
どんなディレクターが重宝されるのか?
を、やわラボメンバーの体験談を交えながら意見を交換し合いました。
すでにディレクターとして活躍されている方にも、これからチャレンジしてみたい方にも、ぜひ読んでいただきたいです!!
それでは、今回の議論の様子をかいつまんでご紹介します!
主張①:そもそもディレクターって何するの?
ディレクターの主な仕事はこんな感じ。
・クライアントや要望の情報整理、仕様確認
・クリエイターに伝え、制作物を納品する
・無いものは作る、設定してみる
・納品物、素材の管理
・スケジュール管理
(※参照:上記ゆーすけさんのnoteより)
いわゆる、クライアントとクリエイターの橋渡しの役目です。
クライアントの要望や意図・目的をきちんと汲み取ってクリエイターに伝える。
クリエイターの疑問を適切に解決して、無駄なく制作できる状況を整える。
この役割をスムーズにこなすには、「汲み取り力」と「伝える力」が大事!との意見が上がっていました。
クライアントとクリエイターの双方が気持ちよく仕事を進められるように、いかに考えて動けるかがディレクターの腕の見せ所と言えますね。
主張②:教えて、体験談!「すうはる さんの場合」
動画ディレクターとして、やわラボ内の企業案件でバリバリ活躍する ”すうはる さん”。
ディレクターをやってみて感じた、すうはるさんの体験談を教えてもらいました!
【ディレクターを始めたきっかけは?】
「はあちゅうさんが好き!」というだけで、はあちゅうさんの動画プロジェクトに立候補。
全然解らなくて不安でしたが、ゆーすけさんに助けてもらいながらスタートしました。
【ディレクターをやってみて難しかった事は?】
・「クライアントの意図や目的を汲み取る」これが難しく、どんな風に仕上げれば良いのかわからなかった。これが出来るようになれば、やりがいに繋がるんだろうなと思います!
・クライアント側も今までに前例のない動画だったので、動画の長さやOP.EDのことなど変更しまくりで編集者に迷惑をかけたり、納品が遅くなりゆーすけさんやクライアントにご迷惑をおかけしました。
【クリエイターに編集をお願いする時に気をつけてる事は?】
・納期とスケジュールをわかりやすくする
・返信を出来るだけ早くする(遅くなるときは状況を伝える)
・丁寧に対応して、明るく楽しく進められたら!
主張③:教えて!体験談「いちか さんの場合」
同じく、やわラボでディレクターとして活躍する ”いちか さん”。
実際にやってみて何を感じたのか、教えてもらいました!
【ディレクターを始めたきっかけは?】
今までやって来たお仕事が、動画編集・デザイン・イラストと、どれも作る側のお仕事だったので、新しいことをやってみたいと思い挑戦しました。
【ディレクターをやってみて難しかった事は?】
・スケジュール管理
・編集者さんの意欲をうばわない指示の加減
(ガチガチに指示してしまうと編集者さんにとって作業になってしまう)
・少ない情報で新しくフォーマットを作ること
「クライアントが伝えたいことはなにか」「視聴者はなにを喜ぶのか」を考えて、適した動画を作るのが難しい
・コミュニケーション能力
日頃からいろんなクリエイターと交流して誰が何を得意なのかを知っておくと良い!
【ディレクターをやる上でのやりがいや楽しみは?】
・出来上がったときの達成感
・チームで仕事をするということ(今まで個人プレーなお仕事だったので)
・日経スタディアムやNサロンの講義が勉強になる←時に見入ってしまう
・いろんなやわラボメンバーと関わることができる
【クリエイターに編集をお願いする時に気をつけてる事は?】
・「~思います」など、曖昧な言葉でお願いしない
・言葉で伝わりづらい時は図で説明
例)「ちょっと大きく」の“ちょっと”はどれくらいなのかと
・納期は具体的に→○月○日(曜日)
・修正箇所には理由を明記
・良かったところも伝える
・感謝の気持ちを忘れない
・クライアントの過去作品などを参照
→ロゴの位置や大きさは合わせる、フォントやデザインの傾向
すうはるさんも、いちかさんも、クライアントや視聴者が求めているものを汲み取るのがなかなか難しかったようですね。
また、クリエイターへの伝え方もそれぞれに気を付けていた点があったようです。
こうして実際にディレクターを経験した人のお話を聞けるのは、なかなか貴重ではないでしょうか!
主張④:広がる、ディレクターの仕事範囲
議論の流れの中では、以前よりもディレクターに求められる仕事範囲が増えてきた、との声が上がりました!
10数年前は、番組の演出と内容(構成、テロップ、MAほかもろもろ)を良くすることが主な仕事だったディレクター。
ところが、今はそれに加えてクライアントとの折衝や意向を汲み取ること、スケジュール管理、アフターケアなど、プロデューサー的な役割まで担う必要が出てきたように感じる、という意見が見られました。
以前よりも求められるものが増えているようですね。
【まとめ】
表舞台にはほとんど出ることのない「動画ディレクター」というポジション。その役割は、クライアントとクリエイターを繋ぐパイプ役。
双方が気持ちよく、そして納得のいく仕事ができるようにサポートすることが役目です。その中でも重宝されるのは、「汲み取り力」と「伝える力」を持って、相手のことを考えてすぐに行動できる人。
今回の議論では、こんな結論が見えたのではないでしょうか?
ちなみに、やわラボには、経験がなくても動画ディレクターにチャレンジできる環境があります!そして、一緒に頑張れる仲間もいます!
少しでも気になった方は、ぜひ下のリンクをポチッと押してみてください!
今後の未来を創っていくために、今から自分がやるべきことを見つける「THE UPGRADE」。
あなたも、やわラボで議論に参加してみませんか?
文:まつ
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