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3年ぶりに特大の拳骨二つにぶん殴られてきました

2022年2月11日 MOROHA 単独 日本武道館 観に行ってきました。
MOROHAが武道館でライブをすることが初めてなのと同時に、私も武道館でライブを見ることは初めてでした。
彼らのステージを見るのは2019年夏の日比谷野音とライジングサンロックフェスティバル以来で約3年ぶりのこと。
その後に新型コロナが蔓延して、観に行く予定だったライブも次々中止やら延期やらでタイミングが合わないことが続いたので本当に今回の公演は久々で嬉しいものでした。

18:00開演に余裕に間に合う17:00頃現地到着。前日の雪の影響で寒波がすごかったので足早に会場へ向かい、開演時間まで本を読みながら時間を潰そうと思い席につきました。

会場BGMはSuiseiNoboAzの2ndアルバム「THE (OVERUSED) END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH」がリピート再生されておりここから私のテンションは上がっていました。
お互い対バンもしてUK氏が好きなバンドということで私も好きになったバンドなため、軽く身体をリズムに揺らしつつ開演まで待ちました。

肝心のライブに関しては、素晴らしかったの一言。
序盤から初期の曲中心で構成されており、一曲目からイケタライクヲコエテイクだったのにはとても驚いてしまった。彼らのライブは両手で収まるくらいの回数しか行ってないけど、ライブで初めて聞いたかもしれない。そして一文銭から六文銭までを一回のライブで全曲聞けることがとても贅沢に思え一曲一曲噛みしめながら聞きました。

彼らのライブは楽曲の一つ一つがとても重く心にのしかかってきて、ライブを聞くたびにぶん殴られる感覚に陥るんですが、
アフロ曰く、「MOROHAの曲はやっているより聞いているほうが疲れるんです。今疲れている人たちがいたら、それは俺たちの狙い通りです。」と言っていて、まさに今彼らの狙い通りに疲れていた自分が少し可笑しくもありました。

また、演奏と全く異なり途中のMCが非常にユーモラスでギャップがあることで知られる彼ら。昨日のMCで起きた出来事を覚えている範囲で箇条書きにすると
・解散しようと思ったことあった?
・あんこはこしあん粒あんどっちが好き?→その後観客にアンケート
・自分たちのドキュメンタリーを撮ってくれているスタッフが今日も会場に来ていて、公演前に観客数人に話しかけたら軒並み全員転職活動中だった
・アフロがUKに今日会場に来れていないお母さんに電話してよと無茶ぶり、その後生電話
・UK、Tinderユーザーだった
中盤のMCは会場全体が笑いの渦に包まれていてとても可笑しかった。

終盤に近付くにつれ演奏もヒートアップしていき、最後に六文銭で終演。
六文銭前の最後のMCで、アフロは感極まって涙を流しながらMCをしていたんですが、その時私は目から零れる涙を拭うのに必死で何を言っていたか今では全く思い出せません。エリザベスあたりから涙が止まらなかったんです。非常に悔しいです。

その後は恒例のエンドSE、Q-ILLのSmoking Gunをバックに余韻に浸りながら会場を後にしました。

久々の爆音と照らされまくる照明に終演後軽い頭痛に悩まされながらも、
自分も頑張ろうと改めて思えるいいライブでした。

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