無にみえる生活2

第2回

5月5日今日が本当のこどもの日でした。昨日はみどりの日でした。間違えました。すみません。

今日はコミティアというイベントに行ってきました。人の多さ、中には海外の方も結構楽しんでらっしゃる印象でした。取り扱っているものも猫や可愛らしいものからR18の本まで、雑貨もあれば豆本もありました。
人に流されるまま会場の端から端までを歩いてみると30分もすれば随分疲労感がありました。途中休憩しながら向かって、持っていった1Lのお水も緊張してガブガブ飲んでしまったので、すぐになくなりました。

イベントでは、コミュニケーション能力の高い人はスマートに作家さんと会話されていたりして、素敵だなと思いました。
今回、好きな作家さんにお手紙と、お菓子を直接渡すミッションを自分に課していたのですが、渡せたことがよかったです。ただスマートに会話する能力が乏しいため、うまくは話すことができなかったのが心残りです。いつか、図太くサインくださいまで言えるようになりたいです。
本を3冊買って、帰りました。

2次創作の頃に夢中になった作家さんの今回買った本を読みました。初めて知ってからもう随分と経っていたのですが、絵の表現の繊細さや線の細やかな取り扱い方、さらに解像度が高くオリジナリティのある絵柄に変わってらしゃって素敵だな、と感じました。デジタルの線でもアナログのようなタッチが出せるまでかなり大変だろうな、と思いました。とても素敵でした。続けていくこと、好きの追求は強いな、と思いました。
出品物があって参加した方が楽しいだろうな、と思いました。
目的が終わってしまうとやることがなくなってしまい、どう過ごしていいのかわからなかったので、また人に流されるまま会場をもう一周しました。歩いていて、まさに無でした。人の多い中での無、でした。
作り出す人の多さにもびっくりしました。
お仕事だったり学校に通いながら好きなものを作ったり描いたりして生活されている人がたくさんいるのに改めて気づきました。イベント会場で販売するかたわら、絵を描かれて過ごされている方も多く、表情としても楽しそうな人もいれば、絵の世界で自分の好き、楽しいように過ごされている方もいました。

帰りに和菓子屋さんで柏餅を買って食べました。

小さい頃、沖縄から引っ越してきて11歳まで柏餅を食べたことがなかったので、初めて柏餅を食べたのが給食でした。その際、桜餅のように葉っぱがついているけれど柏餅は葉っぱも食べるものなのかがわからず、転校してまもなかったため、誰かに聞く勇気もなく、柏餅の葉っぱごと食べました。
ずいぶん硬いし、繊維がそもそも硬すぎるし、味は葉っぱだし、これはまずい餅だと思ったのが最初の柏餅の思い出です。
それぶりに柏餅を食べました。
葉っぱを外して餅を食べ終わって、柏の葉を眺めました。分厚くて立派でした。
美味しかったです。

帰りに休憩しながら、今自分がやることがわかったような、わからなくなったような、そういう気分になっていました。なので、書き出すことをしてから整理して帰りました。雰囲気に飲まれたな、と感じました。
久しぶりに外に出て、たくさん歩いたのがよかったです。

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