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“暴れ川”と呼ばれた天白川流域の暮らしの知恵に触れ暗渠を歩く

2022年10月31日 “暴れ川”と呼ばれた天白川流域の暮らしの知恵に触れ暗渠を歩くに参加しました。

天白川流域はかつて暴れ川と呼ばれたそうです。そのうちの一つ、大江川は現在暗渠化され、中井用水緑道となっています。
文化財保護室 学芸員・纐纈茂さんのガイドで、名鉄・本星崎駅から地下鉄・新瑞橋駅まで約5キロを、中井用水緑道を中心に歩きました。

途中、江戸時代の古地図、地誌、明治24年の測量図、昭和30年の都市計画写真などを交えて、川筋の変遷や近代の都市計画でどのように道がひかれたのか、などわかりやすい説明がありました。特に明治24年の測量図は、洪水で流路がうねうねと変化した様子がよくわかりました。

終了予定時刻までにゴールへ辿りつけなかったため、いったん地下鉄・鶴里駅で中締め。ガイドの纐纈さんと、時間に余裕のある参加者で、ゴールの新瑞橋駅まで歩きました。9時半から12時半の3時間、秋晴れの緑道を歩きながら、地下を流れる川の姿を想像したり、地図と航空写真を重ねて地形を俯瞰したり、非常に楽しいまち歩きでした。

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レポート:すえ 写真:こんどうあきこ

■レポートしたプログラム

■まち歩きなごや

■やっとかめ文化祭

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