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遠く信州まで塩を運んだ道 お地蔵さまに見守られ、街道の面影をゆく

 ~かつての塩の道を、お地蔵さんを参りながらてくてくと~

 10月25日(月)「遠く信州まで塩を運んだ道 お地蔵さまに見守られ、街道の面影をゆく」に参加しました。

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塩付街道は、鳴海潟や星崎沿岸で作られた塩を、馬で西三河や東農・信州へと運んだ塩の道です。かつて街道筋には、道中の安全を祈って10町(1,092m)毎に馬頭観音や地蔵菩薩が置かれていました。宅地化が進む中で数が減ったそうですが、地下鉄桜山駅―御器所駅区間に残るお地蔵さまや、途中の寺社を見て歩きました。

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塩付街道は慶長頃に整備された道で、当時の道幅は広くても2間(3.6m)程度、現在も細めの道でした。街道といえば広い道路を想像しがちでしたが、馬道は2間が基本だった様です。

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白山社の社務所では、古観音廃寺跡より出土した鬼瓦(市文化財)を見せていただき、善昌寺では観音堂を特別に拝観させていただきました。
雨がちの一日でしたが、ツアーの間は奇跡的に降り止んでおり、お地蔵さまのご加護を感じるツアーでした。

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レポート:末松 写真:きとう

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