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城下町の魅力を、寺社と伝統工芸から学ぶまち歩き

城下町である神社やお寺をめぐり、武士や町人が愛用した 名古屋黒紋付染の魅力を知りました。

浄心駅からすぐの場所にある、浄心寺からスタート!
この寺に住みついていた人が水をかけて守ったことから、戦災にあっていないということに驚きました。

弁天通商店街を通り、宗像神社へ。参拝記念のスタンプされた用紙には、三つ葉葵の紋。徳川義直公が大切にされた神社。立派な狛犬も祀られていました。

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名古屋市の無形文化財となっている志野流 香道の家元の「蜂谷宗意宅跡」。やっとかめ文化祭のまちなか寺子屋でも人気の「香道」。普段入ることができない「松隠軒」は、この建物の奥にあります。ガイドさんは、「名古屋西区民の誇り。」と自慢されていました。

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弁天通には、にわぜんきゅうさんデザインのかわいい七福神の像があり、癒されます。

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くらしの衣料大沢屋さんの2階には、街角資料館。
月二回開催。タイプライターやミシンなどが展示されているようです。気になりました。

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名古屋城築城の際にこちらに遷宮されている、山神社と呼ばれている「上宿山神社」、「武島天神社」がります。この場所には、名古屋城の守りとして、お城からお殿様を脱出する任務を行っていた御土居下同心(おどいたどうしん)が60人もいたそうです。重要な場所だったのですね。

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興西寺 徳川家、歴代藩主の位牌が安置されている立派なお寺。平成16年に全焼して、平成20年再建されたとのこと。三つ葉葵の紋の瓦を見ることができました。

日本の伝統工芸品を受け継ぐ 大正八年創業 名古屋黒紋付染 山勝染工株式会社さん

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代表の中村様からお話を伺いました。 昔は、お嫁入りのときに作られていたもの。今では、三味線、歌舞伎、狂言などの伝統芸能で愛用されている。江戸時代、黒く染めるのは難しい。紅く染めてから黒く染める。「本当の黒」を追求されている。TV番組に取材された映像で、染付の技法を確認させていただくと、紋の部分だけ白く抜いて、職人さんが一つ一つ手描きで紋を描いていく。分業で作られる、伝統工芸品の職人技に惹かれました。
最近では、洋服を「染め替える」ことも人気。工場で実際の染付も見ることができました。ワークショップで、染付体験もできるようです。 参加者の皆さんから、「いくらでできますか?」「やってみたい」との多くの質問。Tシャツや、ジーンズも、黒染めができるようです。古くなったら直して使う。環境にも優しい、染め替えサービスを試してみてはいかがでしょうか?
最後は、富士浅間神社。橋の欄干が、2つ境内にあります。江川橋とせんげんばし。
江川という川が流れていた川沿には、徳川家ゆかりの寺院があり、伝統工芸の魅力を伝えるものづくりがあることを知ることができました。

<レポート:わかお、カメラ:モカ>

■このレポートとなったプログラムはコチラ

■やっとかめ文化祭「まち歩きなごや」

■やっとかめ文化祭


【やっとかめ文化祭2020】
2020/10/24(土)〜2020/11/15(日)
参加方法はプログラムによって異なります。
詳しくはやっとかめ文化祭公式ウェブサイトよりご覧ください。


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