志段味古墳さんぽ~遺跡保存や発掘調査の話を交えて~
11月11日のまち歩き「志段味古墳さんぽ~遺跡保存や発掘調査の話を交えて~」に参加してきました。
ガイドは、NPO法人ニワ里ネット副理事長の服部哲也さんです。
古墳時代全般にわたり、庄内川の河岸段丘上と、東谷山の上に古墳が多く築かれました。
まず白鳥塚古墳に行き、その後東谷山を登り、3つの古墳を見て回りました。
いずれも古墳時代前期の古墳ですが、白鳥塚古墳と尾張戸神社古墳には埴輪は無く、
南社古墳には石英は使われていないなど、細かい違いがあります。
発掘調査は、現状をなるべく壊さないよう、慎重に行いますが、
わずかな部分の発掘のみで、尾張戸神社古墳が円墳であると判断できたそうです。
頂上付近からは名古屋市街が一望でき、猿投山や三国山もよく見えました。
山を下りて、最後に東谷山白鳥古墳を見学しました。
この古墳は古墳時代後期のもので、古墳内部がかなり良い状態で残っていて、外から覗いて見ることができます。
横穴式石室の構造と、神話とに共通性を見出せるというおもしろい話も聞けました。
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レポート: 三宅由美子 写真: 大嶋一
■レポートしたプログラム
■まち歩きなごや
■やっとかめ文化祭
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