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仏教瞑想とマインドフルネス ~名古屋の駄菓子を食べながら実践~

11月11日の午前に、愛知学院大学・名城キャンパス内の坐禅室「放光台」にて、愛知学院大学文学部教授・伊藤雅之先生から仏教瞑想とマインドフルネスについてのおはなしを伺いました。

「いま、ここでのありのままの気づき」を強調する現代マインドフルネスは、医療・教育・スポーツなど多様な領域に広がっています。

まず初めに数息観という呼吸法を教えて頂きました。その後、約2500年前から現代に至るまでの歴史を伺い、マインドフルネスに対する理解を深めていきました。

次に、手のひらの感覚に気づきながら呼吸に注意をはらうという普段行わない呼吸を行い、最後に身体の感覚・呼吸・五感の働きに気付きを向けるため名古屋の駄菓子を2種類、味わいました。

食べる前に駄菓子の重みや包装を破る音、お菓子の香りを感じ、口に入れた後もいつもの何倍もかけてゆっくり咀嚼し余韻を味わいます。
実践を重ねるうちに心の中に錨が下りていくような安定感が増していきました。

現代に生きる全ての人の生きづらさが、マインドフルネスを知る事で少しでも和らぐかもしれないと言うのは希望の光のようにも思えました。今後、多くの方がマインドフルネスに触れる機会に恵まれますようにと願います。

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レポート:おおのきょうこ  写真:A.M

■レポートしたプログラム

■まちなか寺子屋

■やっとかめ文化祭

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