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リンは油屋を出られたのかな

 スタジオジブリが、作品のシーンを静止画でネットに公開。
「常識の範囲でご自由にお使いください」とのこと!

 おおっ!『千と千尋の神隠し』のリンのシーンがあるじゃないですか。
  拾ってみました。

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 そう!リンは、湯婆婆(ゆばーば)の湯屋「油屋」で働いている従業員。名前を取られた主人公の「千(せん)」に仕事を教え、面倒を見る先輩役。
wikipediaによると

不本意ながら湯屋で働く自分の運命を呪っており、いつか湯屋を出て海の向こうの街に行くことを夢見ている。そのため、雇い主である湯婆婆に対する敬愛の念などはなく、上司であるはずのハク・父役・兄役らに対してもタメ口で話す。(中略)
ほかの従業員は人間である千尋を差別的に嫌っているが、彼女にはそういった偏見はなく、千尋に対してもほかの従業員と同等に接している。カオナシに対しては「千に何かしたら許さないからな」と叫んでいた。

 というサラリーマンを泣かせる名脇役でした。
 職場ってこういう先輩がいるのといないのでは大違いなんですよね。

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 一緒に汗をかいてくれて… 

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 背中を押してくれて…

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 みんなで喜んでくれる…
 千が成長して、「こちら側」に帰ってこれたのもリンいればこそでした。

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 物語の中「あちら側」に入り込んで、右往左往する千に対して、物語の中でしっかり暮らしているリン。いいですね。『星降るまち空のふもと2080』のキャラ設定で是非とも参考にしたいと思います。
 キャラ設定編(1) https://note.com/yatsugatake_blue/n/n6d11dcb684b1

 リンの声を演じた玉井夕海さんの動画も見つけました。
 こんな時代もあったよねって感じの背景ですが、ああっ「こちら側」のリンだぁっ。油屋を出られたんですねぇ。

2020年9月22日
※タイトル画は、練習トレース。ジブリの描く人物ってやっぱりすごい。



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