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夜兎烏 Night Rabbit Crow
2020年7月27日 19:06
「ここがあなた達のお家なの?」 質問に小人はボソッと応える。「飛びすぎ?」 小人はキノコの生えた同胞を横目に移動する。 辿り着いた場所には、キノコをくりぬいたような住居があった。「憧れのマイホーム!」 キラキラした笑顔の小人だが、少女には小さすぎた。「素敵なお家ね!」 少女は空気を読んだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 140字小説です。