日本で社会的弱者が生き残るには

 諸々の事情で日本の外に出て行けない社会的弱者が、日本で死ぬまでにどう生き残ればいいのか考えてみる。で、まず現実的な目線で日本では今後どのような事が起こるのかと言うと、現状発生している分かり切っている事実も含めて以下になる。

・価値の生産能力の無い人間への社会的福祉が弱くなり、言論や金銭面、人権そのものへの弾圧が酷くなる。
・労働人口が減るので(特に2050年までの人口推移が酷い)、諸々の税が高くなり所得が減る。円の価値は国力減と円安の恩恵で下がり続けるので、ざっくりな考えで何ら根拠はないが、年収が200万から300、400は生き残れないだろう。500でギリギリなのかもしれない。こうした事は悪くなる方に考えた方がいい。

不安を煽るようですまないが、この図を見ただけで将来自分がどんな目に遭うか予想できると思う。


・納税能力の無い社会の荷物(主に高齢者)へのデスハラが酷くなる。
・資産形成を出来ていない人間は、それこそ低賃金で死ぬまで体を痛めながら肉体を酷使した奴隷労働をしなければいけない。
・日本自体の国力が弱まるので弱者への福祉が次第に弱まり、生存すら困難になり餓えた人間が起こす犯罪が多発する。

 ざっと挙げただけでも上記の事が予想されるし、現に起きている。自分だけはこうならないと思っていても、日本にいる限り所得が生きているだけで税で絞られ続けるから、余程人生の序盤で稼ぎまくり資産形成を早くしないととてもじゃないが巻き込まれるだろう。

 じゃあ現状社会的弱者はどんな生き方をすればいいのかと言うと、
・そもそも消費を控える
・当たり前だが結婚子供家車などの大きな消費をしない
・覚悟を決めて低賃金でも長く働き続ける
・運に任せて死ぬまで税金にフリーライドする
・消費を控え浮いた金は全て資産形成に回す
・小さくてもいいから自分で稼げる手段を増やす

 このくらいだろうか。労働者としての能力を上げられるならそうすればいいが、それがもう厳しい人たちは上記くらいしかないのかもしれない。

 唯一救われる勝ち筋がある手段としては資産形成があるが、これはそもそも実家に寄生して生活費を抑えられるか、ストレス耐性が強くないと労働者でいる限り消費させられ所得を削られる社会構造になっているから、若い段階からやり始めないと正直厳しい。

 仮に非正規雇用でも積み立てや配当金、株主優待を駆使し、若い頃から実行し始めれば乗算で生活が楽になっていくが、こういうところに早く気付けるかが人生の分岐点だと思う。

 まぁXやネット上で、社会にいくら嘆き事や恨み言を言っても仕方がないし、何も変わらない。現に何か変わっただろうか? 唯一感じられた変化と言えば、政治にいくら関心を持っても、いくら投票に行ったとしても一朝一夕では何も変わらないということだけだ。むしろ嘆いている間に、人生上手く行っていない人間の人生はもっと悪くなる。こうして世の中自己責任に持っていかれるんやろな笑