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「推し」「推し」うるさいわ、と思っていた時期が俺にもありました


推しが見つからないあなたに!ポコチャで探そう!!

(((最近のYouTubeの広告こればっかり。うるせえええええ。全く知らないかわいい子が5秒だけしゃべりかけてくる。それでアプリ入れようとはならんだろ。あとよく見たら「この広告モデルの配信予定はありません」って書いてあんだよな。それ詐欺だろ。日テレポシュレのダイエット通販のテロップに絶対出てくる※個人の感想です。効果や機能を保証するものではありませんと一緒じゃねえか。何のための宣伝なんだよ。

最近の広告はこれかマッチングアプリしかない。マッチングアプリ入れたことないのに主要なマッチングアプリ全部言えるぞ。「♪君のぉぉ~隣ぃ~笑うあいつはぁ~」じゃねんだよ。5秒広告でしか流れないからそこしか聞けないんだよ。どうせならフルで聞かせてくれよ。その曲作ったヤツ今頃泣いてるぞ。魂込めて作ったのに日本全体に5秒だけ知られてる状況かわいそうだろ。フェスに出ても持ち時間一時間のうち盛り上がるのその5秒だけだからな。あとはお通夜状態。みんな別のステージ行っちゃうからな。

一時期狂ったように流れてたあべりょうを見習えよ。「♪テポドンの核弾頭が発射ぁ~」の歌はスキップしなければフルで聞けたのに。あべりょうまた広告流してくれよ。)))⇦話の本筋に関係ないただの癇癪



こういう広告とか、最近、飛ぶ鳥を落としてそのまま地面に沈んでしまうくらい流行っている『推しの子』とか、ちょっと前だと『推し、燃ゆ』とか、そういうのを見てると「推し」という言葉が当たり前のように使われているのが実感できる。友達との会話の中でも、俺○○推しなんだよね~、とかは聞くことがある。僕はかねてからこの「推し」という言葉がとてもライトに使われている状況にどこか引っかかっていた







黙っとけ!








その引っかかりの一つは「推し」という言葉の世間のイメージと自分のイメージの違い。もう一つは「推し」がいて当たり前という現代の人々についてだ


①「推し」という言葉のイメージ

そもそも僕の中の「推し」のイメージはAKB48のファンが使っていた印象が強い。⇩の記事によれば、

まず、「推し」という言葉であるが、80年代頃からアイドルオタク界隈で発祥した俗語とされており、2ちゃんねる上でモーニング娘。のオタクを中心に使われることで俗語として定着していった。その後AKB48の登場により、元々モーニング娘。オタクであったメンバーがいたことや、握手会などアイドルとオタクが直接交流をする機会が多く、メンバーも「推す」という言葉を認識していたことから、「推す・推される」という一種の疑似的な契約(相互関係)が公のモノとなる。2010年には『チームB推し』という曲が作られるなど、推すという言葉が、アイドルとオタクの関係性を表すものとして広く定着していった。

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=64923

このようなルーツを持つ、いわゆる「オタク」の言葉だったのが、ニコニコ動画、Twitter、NEVERまとめなどを通じて一般ピープルにも降りてきたというわけだ。自他共に認めるネット陰キャである僕は一般ピープルに降りてくる前に「推し」という言葉を知った。僕が知ったころの「推し」活動は全財産をかけて握手券付きCDを買ったり総選挙に投票したりすることのようだった気がする。

僕が小学生のときにみた夕方のニュース番組で、とても印象に残っている特集がある。その特集はAKB48グループの総選挙で推しの人を高順位にするために結成された集団の活動を取材したものだった。20代〜40代の男性6人がとにかくCDを買い続けるだけなのだが、もちろんお金は有限である。だから、友達や親から借りたり、消費者金融に駆け込む人もいた。僕は彼らを見て、こうはなりたくないな、と正直思ってしまったが、同時に「推し」活動とはこういうものなのだと認識した。

だから、好きなアイドルのMVをただ見るだけのことを「推し」活とか言われると、ふざけるなあああ、と思ってしまう。それは活動でもなんでもないだろ。ただ見てるだけなんだから。いち視聴者。しかも金払ってない。黙って見とけ。(言いすぎ)

②推しがいて当たり前という現代の人々

あのさぁ、会ったこともない画面を通してからでしか見ることのできない人を「推し」とか呼んで、生きがいにしてるとか、自分ってものがないの?自分の芯を持てよ。

僕の過去の考えをステハゲ風にいうと、こんな感じ。

陰キャラyoutuberの祖 ステハゲ


何かに依存するんじゃなくて、自分を強く持って生きていけよ。アホンダラ言いますわ。

















と、思っていた時期が俺にもありました。



長くなったので、いかにして考えが変わっていったかは後編で。


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