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熊肉カレーを食べてみたのだ

先日、レトルトの「熊肉カレー」を食べてみた。

これは去年の夏、父親が秋田土産で買ってきたものである。
秋田には「阿仁(あに)」という…言葉通りに陸の孤島(もちろん褒め言葉だ)があり、阿仁マタギとして有名な場所だ。

このカレーに使われている熊は田沢湖周辺で狩猟した熊のようであるため、阿仁とは地理的に若干遠い。阿仁は田沢湖よりももう少し北西に位置する。

そんななんの役にも立たないトリビアを解き放ったところで、そろそろ熊肉カレーの味について深掘りしていこう。

熊肉カレー、どんぶりに盛り付けられるの図

私としたことが、なんとまぁパッケージと上記のどんぶり図ぐらいしか写真を撮っていなかったため、あとは画面の前のあなた様のご想像によって私の説明を補っていただきたい所存である。

まず、熊肉であるが…。

味は正直言って、「これは熊肉なんですよ。驚いたでしょう。驚いてください」と言われない限り、熊肉とは分からない。

もちろん、「カレー」というこの世の全ての味を自分味に変換してしまう最強調味であるがゆえ…という前提はあるものの、当初思っていたような「ケモノ臭さ」は微塵も感じなかった。

食感に関しても、牛っぽい繊維感がしなくもなく、牛とツナを足して2で割って0.1ぐらいアタリメを混ぜました…みたいな。そんな感じである。

要は普通にスーパーで売っている肉の感じと変わらない。熊肉って意外と美味いということがわかった次第だ。

強いて言えば、カレー自体がもう少し辛くても個人的に良かったなと思う。「熊」という感覚的にスパイシーな具材を投入しているわけだから、カレーの辛味もそれなりにスパイシーであってほしかった(親父が買ってきたのが中辛だっただけで、もしかしたら大辛の熊肉カレーがあった可能性がなくもないんだけどね★)。

ぜひ、あなたも田沢湖に旅行に行った暁には、熊肉カレーをご賞味いただきたい。

…なんか上手いこと言って終わろうと思ったが、特に何も思いつかなかったのでこの辺で終わろうと存ずる。

おーわりっ!


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