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【本】文字校正という仕事の奥深さ-『文にあたる』牟田都子さん
話題の本「文にあたる」
牟田都子さんの本を読んでいます。
仕事で印刷物や商品の版下を作成するので
ライターさんや作家さんではないですが
「文字校」というのは私の部署業務の一つ。
どうしてこんなところを間違えてしまうのだろう
というような文字のミスだったり、
本来はあってはならない
致命的なミス(JANコード、商品名、価格、成分など。。。。)
も時に発生してしまいます。
そんな中で手にしたこの本。
私はチームメンバーとともに
文字校をしているのですが
牟田さんは現在おひとりで
校正業務に携わっていらっしゃいます。
その中で感じられた日々の校正業務について
語られている一冊。
「なるほど~」とか、
ちょっと心温かくなったりしながら
読んでいます。
『同じレシピでも「カボチャの煮物」と「かぼちゃの煮物」と「南瓜の煮物」…読む人にの目に(舌に)訴えかけてくる力が違うはず。』- 「文にあたる」牟田都子 pic.twitter.com/XgFBrAawfS
— ちびこ@本とアートと旅とお風呂ジャンキー (@tw_chibiko) June 22, 2023
「ただ、文章はつねに「著者の意図」が明記いるわけではありません。書かれていること以上に書かれていないことを読もうと意識することは、校正に限らず必要ではないでしょうか。」
— ちびこ@本とアートと旅とお風呂ジャンキー (@tw_chibiko) June 25, 2023
実は私のnote
ネットだと心が緩んでしまうのか、
かなりの誤字脱字が多く、
それをいつも文字校正してくださるのは
心優しいおじぞうさんことスギオカさん。
漢字を間違ったり、言い方を間違えてしまったり。
それを影でそっと教えて下さるんです。
スギオカさん、
いつも文字校をありがとうございます。
noteを書くクリエーターの方でしたら
文字校正について少し考えることもあるのでは?
そんなみなさんにぜひおススメの一冊です。
追記 2023/06/26
牟田さんの本に
「仕事で読んできたゲラの著者の多くは、
ひとりでも思案を深めていける人たちでした。
書くということはひとりでありながら対話する営みなのでしょう。
わたしはこれまで対話の相手を内側ではなく外に求めてきました。
わたしにとって人と話すということは、
人の力を借りて考えるということなのだと思います。」
私にとって、noteを書くことはひとりでありながら
対話する営みだ、そう感じた夜です。
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