【本】文字校正という仕事の奥深さ-『文にあたる』牟田都子さん
話題の本「文にあたる」
牟田都子さんの本を読んでいます。
仕事で印刷物や商品の版下を作成するので
ライターさんや作家さんではないですが
「文字校」というのは私の部署業務の一つ。
どうしてこんなところを間違えてしまうのだろう
というような文字のミスだったり、
本来はあってはならない
致命的なミス(JANコード、商品名、価格、成分など。。。。)
も時に発生してしまいます。
そんな中で手にしたこの本。
私はチームメンバーとともに
文字校をしているのですが
牟田さんは現在おひとりで
校正業務に携わっていらっしゃいます。
その中で感じられた日々の校正業務について
語られている一冊。
「なるほど~」とか、
ちょっと心温かくなったりしながら
読んでいます。
実は私のnote
ネットだと心が緩んでしまうのか、
かなりの誤字脱字が多く、
それをいつも文字校正してくださるのは
心優しいおじぞうさんことスギオカさん。
漢字を間違ったり、言い方を間違えてしまったり。
それを影でそっと教えて下さるんです。
スギオカさん、
いつも文字校をありがとうございます。
noteを書くクリエーターの方でしたら
文字校正について少し考えることもあるのでは?
そんなみなさんにぜひおススメの一冊です。
追記 2023/06/26
牟田さんの本に
「仕事で読んできたゲラの著者の多くは、
ひとりでも思案を深めていける人たちでした。
書くということはひとりでありながら対話する営みなのでしょう。
わたしはこれまで対話の相手を内側ではなく外に求めてきました。
わたしにとって人と話すということは、
人の力を借りて考えるということなのだと思います。」
私にとって、noteを書くことはひとりでありながら
対話する営みだ、そう感じた夜です。
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