地下深く、歴史を感じる大谷資料館への旅
地下深く、歴史の息吹が漂う場所、
それが栃木県大谷市の大谷資料館です。
栃木県大谷氏の地下に広がるこの神秘的な空間は、
まるで時を超えた神殿のよう。
大正8年から昭和61年にかけての採掘の歴史を刻むこの地下空間は、
野球場一つ分もある広さと、地下30mにも及ぶ深さを持ちます。
地下へ足を踏み入れれば、
湿気とひんやりした空気が体を包みます。
以前、春日部の地下神殿を訪れたことがあるのですが、
春日部は防災を目的に作られた施設です。
ここ大谷は石の採掘場。
空間はかなり広く、そして地下深いことも天井を見上げるとわかります。
採掘場といいながら、石炭ではないのと
石が白っぽいせいか、
綺麗に採掘された感があります。
イメージしていた採掘場とは異なる趣を醸し出すこの場所は、
アートの展示やライブ、撮影、イベントなど、
多彩な使われ方をしています。
假屋崎さんのアートも飾られていました。
訪れる人々には、
歴史とアートが織りなす空間の中で、
新たなる魅力が発見できるでしょう。
夏の暑い日にも、この地下空間は自然のクーラーとして機能し、
心地よいひんやりさを味わわせてくれます。
ぜひ栃木を訪れるときは、
大谷に足を伸ばしてみてください。
新たな発見がありますよ!
〒321-0345 栃木県宇都宮市大谷町909
入場料:大人800円 子供(小中学生)400円
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?