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【銭湯】東京銭湯 お遍路巡礼 中央4 入船湯

  毎日寒い日が続きます。
東京でも何度も雪予報が出て心底冷えるなあ、と感じる大寒ですね。
こんな時こそ、お風呂でしょ!
2022年に入って、銭湯好きな趣味を何か目標立ててみたい!と思い、
お遍路巡礼なるものに挑戦しています。
実は東京には数多くの銭湯があるんです。
500円コイン1枚で、心も身体も芯から温まる、そんな銭湯の記録です。

 過去のお遍路投稿はこちら↓

 さて、今回は「水の都」中央区の銭湯。「入船湯」さん。
銀座からも歩いてこれる距離です。

入船湯
東京都中央区入船3-6-14
営業時間 15:00‐23:00
最寄り駅:東京メトロ 有楽町線  新富町 徒歩5分

中央浴場組合公式サイト ふれあいの湯 | 東京都中央区の銭湯検索 (268chuou.com)

HPからお借りしました

 実際に銭湯を訪れる前にちょっとネットで調べたのですが、
訪れた方は皆揃いも揃って「湯舟が熱い」
入船は下町
きっとかつてのちゃきちゃきの江戸っ子が、
漁の後にパーっと熱い湯に浸かり、さっさと着替えて、
生活を充実させていたのでしょう。
入船湯の場所は地下鉄、新富町駅から徒歩3分くらい。
マンションの一角にあり、
一瞬「え?こんな場所に」と思われるかもしれませんが、
ここは立派な銭湯です。
左右に提示された「ゆ」が寒い身体と心をほっこりさせてくれます。
地下に降りて、入り口靴箱に靴を預けて、受付でお金をお支払い。
番頭のお父さんが、お遍路さんQRコードも「はい、こちらどーぞ」
と優しく示してくれました。

階段を降りて、地下にある銭湯

入口も少し昭和な感じがします。

更衣室は少し大きめで、近所のご老人の方々が沢山いらしていました。
皆口々に「こんばんは」とおっしゃっているので、
多分お知り合いなのですね。
中央区は他の区に比較すると「敬老入浴事業」が充実しているようで、
区内の65歳以上の方は区内のどのお風呂でも100円で入浴できるそうです。更に、中央区住人・在勤者は「ふれあい銭湯」なるものもあり
第2第4水曜日には区内銭湯を100円で利用できます。
これは羨ましい!という事で、おばあ様が多いのも納得できます。 
お風呂は…とてもシンプルで湯船は2つ。
隣同士になっており下層部でつながっていて、
一つはジェットバス、もう一つはちょっと深めのお風呂です。
壁には『熱いです』と、『水で薄めるの禁止』と書かれた紙が貼られていました。
深めの湯舟に浸かろうとすると、先に入られていたご婦人から「熱いわよ」と声をかけてもらいます。
熱いお湯は割と得意なので、全身で入っても大丈夫でした。
温度計は42、43度を指していますが、もっと熱いのでは?   
ジェットバスも、熱めで、おばあ様方もそんなにゆっくり入らている感じではありません。
壁には永代橋と昔の様子を描いた浮世絵風絵が飾られていて、
いわゆる銭湯の富士山の銭湯画ではありません。
江戸っ子はこのあたりでこういう生活だったのかな、
とちょっと思いをはせながら。
湯舟が熱いせいか、皆様入浴時間はそこまで長くなく。

私はと言いますと、
熱いお湯に浸かり、その後洗い場でボーっと身体を整え。。。。
というのを4,5回繰り返し、気が付くと1時間は滞在しておりました。
サウナはないのですが、何だか感覚的にはサウナに入っている感じです。

 脱衣場でも、おばあ様方が「おやすみなさい」「では、また」と声を掛け合っていらっしゃいました。
中には背中がかなり曲がったご婦人もいて、私もゆくゆくはこうなるのだなあと思いながら。
熱いお湯をと下町風情が味わえる、優しい銭湯でございました。

おまけ↓ 銀座から歩ける距離なので、歌舞伎座の前を通りました~。

 コロナ禍ですが、大入との事で八海山の酒樽と何だか縁起よさげです!

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。何かのお役に立てれば幸いです。次はどこの銭湯に行こうかな~。

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