見出し画像

生き方のオプション

 

ちなみにこの写真は親友が
ヨーロッパに行った時に送ってくれたもの。
これ以外にも、空が澄んでいて
街並みや建造物がとめどなく美しい写真を
私が好きだろうからと言って
おくってくれた。

どうやらこういう写真が
たまらなく好きらしい。

確かに写真ファイルには、
こういった外観の写真がありあまる。

見てみて街の音や空気を想像しながら、
お気に入りのカルメン幻想曲を聴く時間が
たまらない。

つまりは、自分の生活の中で味わうことのない
街並みや空気感を味わいたい、つまりは旅行したいということ。

前置きはさておき、
久しぶりに私の大好きな大学の先輩
(今は看護師)と電話越しに語っていた。

先輩から『わたしとるなちゃんいつからこんなに仲良くなった?気付いたら仲良いよね』

確かにわたしも先輩とこんなにも
親しく話すようになった時の始まりが
わからない。
遡ると、何年か前に大学のキャロリングの有志を
わたしも先輩もしていた。
キャロリングというイベントがきっかけではあった。

だが、キャロリングの時点ではまだ顔見知り程度。
敬語でのやりとり。会話はしていない。

考えてもいつから仲良くなったのかなんて
思い出せない。


ある出来事があっても、その時に親しくなるとは限らない、時間が経って存在を理解することもある。
でも、キャロリングということの共通点がなければ
話すこともなく生きているなかで出会うこともなかった。
そう考えてみる人と人の縁は不思議だ。
なにかのささいなきっかけから何パターンも枝分かれして選択をした中で出会う。
必然なのか偶然なのかは、分からない。
ただここで言いたいことはその枝分かれする
自分の選択肢を自ら消してはいけないと
言うことだ。

なぜなら何にでもチャンスを死なせてしまうから。

人との縁、仕事の縁、といった
まだ計り知れない大きな
自分の生き方を左右するものを
少しでも拾えるようにするには
案外、自分の幅を広げて受け入れる
ことが必要なのではないかと。

過去を振り返ってみたら、
その時は嫌だったことも
なにかにつながり素晴らしい思い出として
残ることができる。
(これは私の大好きな『マチネの終わりに』
の【過去は未来によって変えられる】 という
一文である。)

時間が解決してくれるのだから
今の自分の中で、
出来る最大限のオプションを
とっていくことが、
この先輩との出会いのように
生き方を豊かにしてくれるのかもしれないと感じた。

#縁 #看護学生 #過去未来 #オプション


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?